研究課題/領域番号 |
21K12579
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分90020:図書館情報学および人文社会情報学関連
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研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
永森 光晴 筑波大学, 図書館情報メディア系, 講師 (60272209)
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研究期間 (年度) |
2021-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2022年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2023年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2022年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2021年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | メタデータ / メタデータスキーマ / セマンティックウェブ / Semantic Web / LInked Data / Linked Open Data / アプリケーションプロファイル / Application Profile / Linked Data |
研究開始時の研究の概要 |
LODデータセットの作成では,メタデータの相互利用性を高めるために既存のメタデータ語彙を組み合わせて利用している.メタデータを理解するのためのメタデータ語彙定義は RDF Schema や OWL形式で公開され,LOVのような検索サービスも提供されている.しかし, LODデータセットごとに決まるメタデータの構造(メタデータプロファイル)の公開は進んでいない.そのため,LODデータセットの発見や理解は手間のかかる.そこで本研究では,LODデータセットの利活用性向上を目的として,LODデータセット公開者のメタデータプロファイル生成支援と, 利用者のLODデータセット利活用支援環境の構築をおこなう.
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研究実績の概要 |
昨今ではLinked Dataが普及し,様々なメタデータがLOD(Linked Open Data)データセットとしてネットワーク上に公開されるようになってきた.LODデータ セットの作成では,コミュニティの目的に特化した独自のメタデータ語彙に加えて,メタデータの相互利用性を高めるためにDublin CoreやSchema.orgといった 既存のメタデータ語彙を組み合わせて利用している.メタデータを理解するのためのメタデータ語彙定義は RDF Schema や OWL形式で公開され,Linked Open Vocabularies のような検索サービスも提供されている.しかしながら,LODデータセットごとに決まる複数のメタデータ語彙を組み合わせたメタデータの構造 (以下,メタデータプロファイルと呼ぶ)の公開は進んでいない.そのため,LODデータセットの発見や理解は手間のかかる作業となっている.そこで本研究で は,LODデータセットの利活用性を高めるために,メタデータ語彙に加えて,メタデータプロファイルの定義と流通に係る,以下の2つの目標を設けて研究を進めた.
(1) DCMIシンガポールフレームワークを基礎としたメタデータプロファイル作成支援モデルの提案 (2) メタデータプロファイルを基礎とするLODデータセット利活用支援モデルの提案
令和4年度は前年度での評価に基づき,(a)メタデータプロファイル作成支援手法の改善, (b) メタデータプロファイル作成支援手法の改善をおこなった.また,(a)と(b)に基づいて開発したメタデータプロファイル作成支援とLODデータセット理解支援のためのシステムをインターネット上に公開し,利用評価をおこなった.令和4年度は,まず限定した国内外の協力者に評価を依頼した.
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
令和4年度は,目的とした以下のポイントに重点を置いて研究を進めることができた. (a) メタデータプロファイル作成支援手法の改善:前年度での評価に基づき,メタデータプロファイル作成支援手法の改善を図った.令和4年度は,利用ガイドラインについても検討をおこなった. (b) LODデータセット理解支援モデルの提案:前年度での検討および評価に基づき,データセットの探索から利用までの過程を支援するためのモデルの検討と,そのためのシステム構築をおこなうことができた. (c) システム評価:(a)と(b)に基づいて開発したシステムをインターネット上に公開し,利用評価をおこなった.令和4年度は,まず限定した国内外の協力者に評価を依頼した.
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今後の研究の推進方策 |
令和5年度は,令和4年度の評価に基づき,メタデータプロファイル作成支援手法とLODデータセット理解支援モデルの改善をおこない、利用者を限定せずにシステムを公開する.令和5年度は以下のポイントに重点を置いて研究を進める. (a) システムの改善:令和4年度での評価に基づき,さらなるシステムの改善をおこなう. (b) システムの運用と公開:(a)において改善したソフトウェアを利用者を限定せずにインターネット上に公開し,運用をおこなう. (c) システム評価:(b)において公開したシステムを様々な利用者の観点から評価し,課題を見つけ,その改善を進める.
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