研究課題/領域番号 |
21K12647
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分90110:生体医工学関連
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研究機関 | 高知大学 |
研究代表者 |
花崎 和弘 高知大学, 医学部附属病院, 特任教授 (30240790)
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研究分担者 |
藤本 新平 高知大学, 教育研究部医療学系臨床医学部門, 教授 (00333576)
北川 博之 高知大学, 教育研究部医療学系臨床医学部門, 講師 (10403883)
前田 広道 高知大学, 教育研究部医療学系臨床医学部門, 講師 (20437734)
並川 努 高知大学, 教育研究部医療学系臨床医学部門, 講師 (50363289)
宮村 充彦 高知大学, 教育研究部医療学系臨床医学部門, 教授 (70464378)
上村 直 高知大学, 医学部, 客員助教 (80566191)
宗景 匡哉 高知大学, 教育研究部医療学系臨床医学部門, 助教 (90554478)
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研究期間 (年度) |
2021-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2023年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2022年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2021年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 人工臓器 / 人工膵臓 / サルコペニア / 糖代謝動態 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究では、サルコペニア手術患者の糖代謝異常の発症と病態を解明し、手術成績向上に有効な新規治療法を開発する。そのために、応募者らが開発した人工膵臓(閉環型持続的採血・自動薬剤処方システム)を用いて非サルコペニア患者(コントロール群:A 群)とサルコペニア患者の前向き比較試験を実施し、サルコペニア手術患者の糖代謝動態の解析を行う。サルコペニア患者は術前栄養療法(分岐鎖アミノ酸)および運動療法(インターバル速歩)の介入なし群(B 群)、介入あり群(C 群)に分別する。
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研究実績の概要 |
本研究の目的はサルコペニア手術患者の糖代謝異常の発症と病態を解明し、手術成績向上に有効な新規治療を開発することである。そのために人工膵臓を用いて非サルコペニア患者とサルコペニア患者の前向き比較試験を行いサルコペニア手術患者の糖代謝動態の解析を行うことに加えて、サルコペニア患者に対して術前から運動療法の介入を行う比較試験を計画している。消化器外科手術患者を対象とし、手術開始時から術後集中治療部滞在終了までの期間(通常は1-2日間)、人工膵臓を用いた血糖管理及び連続血糖測定を実施する。期間内の2021年から2023年までに順次症例を登録し、以下の点を明らかにしたい。①サルコペニア患者は非サルコペニア患者に比べて糖代謝異常の頻度が高く、インスリン抵抗性も悪化しているか。②サルコペニア患者に対する術前~術後の運動療法は周術期糖代謝機能を改善し、手術成績の向上に寄与するか。③医療経済効果も検証。本研究に関する倫理委員会の承認を得た。残りの研究期間で症例集積を進めていき、期間内に臨床試験を終了したい。研究協力者:谷岡信寿(高知県立幡多けんみん病院)
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
本研究の解決すべき課題は以下の2点である。①サルコペニア手術患者の糖代謝異常の発症・病態メカニズムの解明。②サルコペニア患者の手術成績向上をもたらす新しい治療法の開発に向けて、学内倫理委員会の承認を得た。しかし、臨床的に有意義なアウトカムが得られず症例集積が予定数に至らないため、本基盤研究の現在までの進捗状況は遅れていると判断している。
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今後の研究の推進方策 |
2021年度および2022年度は臨床現場での外科チームと研究との連携が十分ではなく、十分な症例登録に至らなかった。2023年度は倫理委員会にて承認され臨床的に有意義なアウトカムが得られるよう、引き続き症例集積を進めていく。今後は臨床現場の外科チームとの連携を深め、期間内に研究終了し、論文化したい。
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