研究課題/領域番号 |
21K12667
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分90110:生体医工学関連
|
研究機関 | 近畿大学工業高等専門学校 (2023) 九州大学 (2021-2022) |
研究代表者 |
黄 文敬 近畿大学工業高等専門学校, 総合システム工学科 制御情報コース, 准教授 (00633413)
|
研究分担者 |
張 宏 東海大学, 工学部, 特定研究員 (80774257)
|
研究期間 (年度) |
2021-04-01 – 2024-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
|
配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2023年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2022年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2021年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
|
キーワード | biomembrane fabrication / Biomembrane positioning / precise cell removal / CAM microbrication / Novel distance sensor / ニワトリ胚のしょう尿膜 / 細胞の局所的な除去法 / 電気誘起気泡 / Bubble injector / Epithelial cell removal / CAM / Chorioallantoic membrane / Human organs on an egg / Human cell - chick heart |
研究開始時の研究の概要 |
The research will locally remove the monolayer of chick epithelial cells on the surface of the chorioallantoic membrane of an egg. We will culture a monolayer of human epithelial/endothelial cells on the egg. The barrier functions of the human cells on the chick embryo membrane will be clarified.
|
研究成果の概要 |
ニワトリ胚のしょう尿膜上の細胞を部分的に除去し、その場所にヒト由来細胞を播種することで、ヒトの環境により近い状態で生体医工学の実験を行うことができる。本研究では、しょう尿膜上の表層細胞を部分的に除去する手法として、電界誘起気泡を用いた物理的手法を提案した。気泡の崩壊によって発生する力を制御するため、液体中にあるしょう尿膜の表面からの距離を正確に計測する新しい距離センサを開発した。さらに、気泡発生デバイスと膜の距離を200umにし、500Vのパルス電圧を印加することで、直径約350umの範囲でしょう尿膜上の細胞を除去できることを確認した。本研究は、生体膜を微細加工する新しい技術を確立した。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
Chick chorioallantoic membrane (CAM) is used as a model for ophthalmic research. For example, during corneal surface excision, it is necessary to precisely remove the epithelial cells on the surface. I have established a method to remove cells on the CAM without damaging the underlying structures.
|