研究課題/領域番号 |
21K12759
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分90140:医療技術評価学関連
|
研究機関 | 日本医科大学 |
研究代表者 |
石井 浩統 日本医科大学, 医学部, 助教 (50614830)
|
研究分担者 |
増野 智彦 日本医科大学, 医学部, 講師 (00318528)
横堀 将司 日本医科大学, 大学院医学研究科, 大学院教授 (70449271)
|
研究期間 (年度) |
2021-04-01 – 2023-03-31
|
研究課題ステータス |
中途終了 (2022年度)
|
配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2025年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2024年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2023年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2022年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2021年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
|
キーワード | 外科教育 / medical photography / オン・ザ・ジョブ・トレーニング / 医学教育 |
研究開始時の研究の概要 |
我が国の医療現場にマッチした形での外科教育とはなにか」といった問いを本研究課題では核心にすえ、「各手技の習得に必要な症例数はどれだけか?」「習得の壁となるものは何か?」「壁を克服するにはどうすべきか?」「さらに効果的なステップはなにか?」など、効果的・効率的な研修医教育を実践する上で、必要とされる客観的データを集積し、医療安全の視点からも安全性に最大限留意した手術手技教育法を探求する。
|
研究実績の概要 |
本年度も前年度に引き続く形で、先行研究(トヨタ生産方式による医療現場教育の標準化とカイゼン効果の研究(課題番号16K16418、2016年度若手研究(B)))の展開を踏まえた上で、研究を行った。 前年度では、画像による動作分析データ収集の手法開発の段階で、諸外国において展開されているmedical photographyへ応用するアイディアが生まれたため、本邦に非体系的、散発的、個別的に展開されているmedical photograpyの現状と、諸外国の現状に関して調査を開始した。その結果、診療記録としての画像は従前より収集・記録され、研究及び教育で提示はされているものの、そのデータを2次利用するかたちで、本研究のように動作分析を行ったり、カイゼンを行ったりされている例は、極僅かであることがわかった。そのような現状から、上記のような目的を前提とした記録方法、記録機器の開発や現場スタッフのコンセンサス、患者およびその家族への理解の醸成が未だ不十分であり、今後そういった課題に対して取り組んでいく必要性が顕在化した。 先行研究で行ってきた手法のもとで、データの収集は行ってきたものの、より研究の対象領域を拡大するためには、上記の顕在化した課題への取り組みが必須となり、それらの準備に時間を要することとなり、研究開始当初の計画どおりの展開とはなっていないなか、研究代表者の退職も重なって、廃止申請にいたった。
|