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カント哲学における宗教哲学の位置づけおよびその影響に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 21K12819
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分01010:哲学および倫理学関連
研究機関南山大学 (2022-2024)
北海道教育大学 (2021)

研究代表者

南 翔一朗  南山大学, 人文学部, 講師 (10851777)

研究期間 (年度) 2021-04-01 – 2025-03-31
研究課題ステータス 完了 (2024年度)
配分額 *注記
910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2022年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2021年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
キーワードカント / 宗教哲学 / 神義論 / ジョン・K・ロス / 抗議の神義論
研究開始時の研究の概要

本研究はカントのテキストにおける宗教哲学的主題に関する議論や言及を時代ごとに取り出し、それを概念史・変遷史的に再構成することによって、カントの宗教哲学的思索の生成過程を明らかにし、その本質を解明しようとするものである。また、この研究を通して、これまで手薄とされてきたカント宗教哲学に対する我が国の研究を前進させ、それによってカント哲学の全体像をより十全に描き出すことを可能にするための一要素を提供することを目指す。

研究成果の概要

本研究では、カントの宗教哲学、特に神義論に関する研究を行い、二本の論文を執筆・公表した。
1788年の『実践理性批判』において、自己の宗教哲学的立場を明確化したカントは、1793年の『単なる理性の限界内における宗教』(以下、『宗教論』)という宗教哲学上の主著を執筆することになる。本研究では、この間に書かれた『神義論のあらゆる哲学的試みの失敗について』(1791年、以下『失敗』)に着目し、神義論という宗教哲学上の最重要問題に対するカントの独特なアプローチと見解について、また現代の神義論の問題状況におけるその意義について分析を行った。

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究は、神義論という宗教哲学上の最重要問題の一つに対して、カントがどのような見解を持っていたのかをかなり明確化させたという点において重要な意義がある。また、単に哲学史的観点から神義論に対するカントの見解を明らかにするのみならず、現代の宗教哲学における神義論(特にジョン・K・ロスの抗議の神義論)とカントの神義論を比較分析することによって、カントの神義論の特徴や難点をより明確にするとともに、カント宗教哲学の現代的意義にまで言及している点においても重要な意義を持っている。

報告書

(5件)
  • 2024 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2023 実施状況報告書
  • 2022 実施状況報告書
  • 2021 実施状況報告書
  • 研究成果

    (4件)

すべて 2025 2024 2023 2022

すべて 雑誌論文 (1件) (うちオープンアクセス 1件) 学会発表 (3件)

  • [雑誌論文] 神義論における神への抗議の意義 ――カントとロスの比較を中心に――2025

    • 著者名/発表者名
      南翔一朗
    • 雑誌名

      南山神学

      巻: 48

    • 関連する報告書
      2024 実績報告書
    • オープンアクセス
  • [学会発表] 神義論における神への抗議の意義――ロスとカントの比較を中心に――2024

    • 著者名/発表者名
      南翔一朗
    • 学会等名
      日本基督教学会第72回学術大会
    • 関連する報告書
      2024 実績報告書
  • [学会発表] カントによる神義論の分類と神義論としてのカント宗教哲学2023

    • 著者名/発表者名
      南翔一朗
    • 学会等名
      日本基督教学会第71回学術大会
    • 関連する報告書
      2023 実施状況報告書
  • [学会発表] カントにおける理性的信仰の理性的不可能性2022

    • 著者名/発表者名
      南翔一朗
    • 学会等名
      日本宗教学会第 81 回学術大会
    • 関連する報告書
      2022 実施状況報告書

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公開日: 2021-04-28   更新日: 2026-01-16  

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