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百鬼夜行譚の形成と変容に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 21K12858
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分01040:思想史関連
研究機関龍谷大学 (2022)
早稲田大学 (2021)

研究代表者

崔 鵬偉  龍谷大学, 公私立大学の部局等, 研究員 (20875786)

研究期間 (年度) 2021-04-01 – 2023-03-31
研究課題ステータス 完了 (2022年度)
配分額 *注記
520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2022年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2021年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
キーワード百鬼夜行 / 忌夜行日 / 具注暦 / 大唐陰陽書 / 本地垂迹 / 百鬼夜行日 / 忌夜行 / 百鬼夜行譚 / 鬼 / 今昔物語集
研究開始時の研究の概要

本研究では、平安時代から室町時代までの文献資料(必要に応じて江戸時代の史料も扱う)に視野を広げ、百鬼夜行とそれに遭遇した人間がどのような対応をしたのか、また何故そのように行動したのかという、従来の研究とやや異なる視座から、百鬼夜行譚の思想的意味を検討したい。
その突破口として、『今昔物語集』所収話に含まれる要素を詳細に分析しながら、同じ要素がほかの百鬼夜行譚においてどのように用いられているのかを合わせて考えたい。

研究成果の概要

本研究では、百鬼夜行譚の新しい事例を新たに四つ確認することができた。また、百鬼夜行日の起源について、具注暦に「忌夜行」が記されるようになったきっかけを探る手がかりとして、宣明暦の暦注の依拠資料とされる『大唐陰陽書』の現存諸本を調査し、百鬼夜行日に関する従来の解釈において「節切り」という前提が殆ど無視されてきたことを指摘したうえ、その理由と背景を明らかにした。

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究では、先行研究を踏まえ、文献資料を博捜した上で百鬼夜行譚の事例を新たに確認することができた。これによって、より精緻な研究を目指すことが可能になった。
また、百鬼夜行日に関する記録は、文献上最も早く現れたにもかかわらず、関連する研究は皆無に近い。本研究において、百鬼夜行日の関連記録を整理し考察することによって、百鬼夜行を正確に定義し直すことができるのみならず、この研究の空白を補うことにもなる。

報告書

(3件)
  • 2022 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2021 実施状況報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2022

すべて 学会発表 (1件) (うち国際学会 1件)

  • [学会発表] 百鬼夜行日解釈の再検討―『拾芥抄』を手がかりに―2022

    • 著者名/発表者名
      崔鵬偉
    • 学会等名
      第三回中日古典学ワークショップ
    • 関連する報告書
      2022 実績報告書
    • 国際学会

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公開日: 2021-04-28   更新日: 2024-01-30  

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