研究課題
若手研究
これまで申請者が行った調査の発展課題である本研究では、市民科学研究とオーディエンス(受け手)研究という二つの観点から、2011年に起きた福島第一原子力発電所事故以降に市民によって主体的に得られた放射線データ(以下、市民データ)が実際にどのように利用されているのかという利用実態を検証することを通して、市民データのメディア(情報を伝える媒体)としての可能性の一端を検証する。