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混合研究法を用いた日本人英語学習者のライティングプロセスの解明

研究課題

研究課題/領域番号 21K13050
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分02100:外国語教育関連
研究機関千葉大学

研究代表者

石井 雄隆  千葉大学, 教育学部, 准教授 (90756545)

研究期間 (年度) 2021-04-01 – 2025-03-31
研究課題ステータス 交付 (2023年度)
配分額 *注記
2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2024年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2023年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2022年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2021年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
キーワード英語教育 / 第二言語ライティング / キー入力記録 / 測定・評価 / ICT / 学習者コーパス
研究開始時の研究の概要

本研究は,混合研究法を用いて日本人英語学習者のライティング・プロセスを明らかにすることを目的とする.混合研究法とは,「量的・質的データを組み合わせて使用することで,どちらか一方の研究アプローチを使用したときよりも研究課題に関するより良い理解が得られる」(Creswell & Plano Clark, 2007)手法の一つである.本研究においては,量的データとして日本人英語学習者のキー入力記録データを用いて,質的データとしては刺激再生法によって産出された言語プロトコルデータを用いる.両データを用いて,日本人英語学習者のライティング・プロセスについて詳細に検討し,外的要因との関係を明らかにする.

研究実績の概要

本研究は,混合研究法を用いて日本人英語学習者のライティング・プロセスを明らかにすることを目的とする.混合研究法とは,「量的・質的データを組み合わせて使用することで,どちらか一方の研究アプローチを使用したときよりも研究課題に関するより良い理解が得られる」(Creswell & Plano Clark, 2007)手法の一つであり,近年,看護学や教育学などで盛んに用いられている研究手法の一つである.本研究においては,量的データとして日本人英語学習者のキー入力記録データを用いて,質的データとしては刺激再生法によって産出された言語プロトコルデータを用いる.客観的な行動履歴としてのキー入力記録データと主観的報告である質的データを収集することで,日本人英語学習者のライティング・プロセスについて詳細に検討し,外的要因(e.g., 習熟度,性別,ライティング・ストラテジー)との関係を明らかにする.

本研究課題は,4年計画で行う.令和3年度前半は,データ収集のための基礎的検討を行.具体的には,関連する最新の文献の調査を行い,実際の実験で使用するタスクの作成を行う.また後半は,作成したタスクを用いた予備的検討を行う.令和4年度前半は,データを実際に収集し,収集したデータのコーディングを行い,それを基に令和4年度後半には学会発表を行う.令和5年度前半は,パイロット調査を踏まえ,本調査のデータ収集とコーディングを行い,後半には成果発表を行う.令和6年度は,分析結果をまとめ,学術誌投稿用論文執筆・投稿を行う.

令和5年度は本調査のデータ収集と収集したデータのコーディングを終えた.

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

令和5年度は本調査のデータ収集と収集したデータのコーディングを終えたが,本調査の成果発表までを終えることが出来なかったため,やや遅れている状況である.

今後の研究の推進方策

遅れている成果報告を実施し,当初の予定通り,分析結果をまとめ,学術誌投稿用論文執筆・投稿を行う.

報告書

(3件)
  • 2023 実施状況報告書
  • 2022 実施状況報告書
  • 2021 実施状況報告書
  • 研究成果

    (12件)

すべて 2024 2023 2022 2021

すべて 雑誌論文 (4件) (うち査読あり 1件、 オープンアクセス 3件) 学会発表 (8件) (うち招待講演 7件)

  • [雑誌論文] 自然言語処理×教育における説明能力2023

    • 著者名/発表者名
      INUI Kentaro、ISHII Yutaka、MATSUBAYASHI Yuichiroh、INOUE Naoya、NAITO Shoichi、ISOBE Yoriko、FUNAYAMA Hiroaki、KIKUCHI Seiya
    • 雑誌名

      電子情報通信学会 基礎・境界ソサイエティ Fundamentals Review

      巻: 16 号: 4 ページ: 289-300

    • DOI

      10.1587/essfr.16.4_289

    • ISSN
      1882-0875
    • 年月日
      2023-04-01
    • 関連する報告書
      2023 実施状況報告書
    • 査読あり / オープンアクセス
  • [雑誌論文] データサイエンス時代の英語教育研究:説明可能なAIと英語教育2023

    • 著者名/発表者名
      石井雄隆・松林優一郎 ・乾健太郎
    • 雑誌名

      英語教育

      巻: 72(5) ページ: 58-59

    • 関連する報告書
      2023 実施状況報告書
  • [雑誌論文] データサイエンス時代の外国語教育研究2023

    • 著者名/発表者名
      石井雄隆
    • 雑誌名

      早稲田日本語教育学

      巻: 35 ページ: 1-10

    • 関連する報告書
      2023 実施状況報告書
    • オープンアクセス
  • [雑誌論文] 説明可能なAIを指向した和文英訳自動採点システムの開発と評価2022

    • 著者名/発表者名
      石井雄隆・菊地正弥 ・舟山弘晃 ・松林優一郎 ・乾健太郎
    • 雑誌名

      日本教育工学会研究報告集

      巻: 2022 号: 4 ページ: 1-7

    • DOI

      10.15077/jsetstudy.2022.4_1

    • ISSN
      2436-3286
    • 年月日
      2022-11-28
    • 関連する報告書
      2022 実施状況報告書
    • オープンアクセス
  • [学会発表] AI時代の英語ライティング指導2024

    • 著者名/発表者名
      石井雄隆
    • 学会等名
      茨城県高等学校教育研究会英語部指導法研究委員会
    • 関連する報告書
      2023 実施状況報告書
    • 招待講演
  • [学会発表] データサイエンス時代の英語教育研究2023

    • 著者名/発表者名
      石井雄隆
    • 学会等名
      関西大学外国語教育学研究科英語教育連環センター主催2023年度講演会
    • 関連する報告書
      2023 実施状況報告書
    • 招待講演
  • [学会発表] 英語教師のための教育DX・教育AI入門2023

    • 著者名/発表者名
      石井雄隆
    • 学会等名
      外国語教育メディア学会第62回全国研究大会
    • 関連する報告書
      2023 実施状況報告書
    • 招待講演
  • [学会発表] 初等・中等教育のデジタルトランスフォーメーション2022

    • 著者名/発表者名
      石井雄隆
    • 学会等名
      第51回中部地区英語教育学会 福井大会
    • 関連する報告書
      2022 実施状況報告書
    • 招待講演
  • [学会発表] 英語教育とICT活用-2030年の授業を構想する-2022

    • 著者名/発表者名
      石井雄隆
    • 学会等名
      未来の先生フォーラム 2022
    • 関連する報告書
      2022 実施状況報告書
    • 招待講演
  • [学会発表] 説明可能なAIと自動採点2022

    • 著者名/発表者名
      石井雄隆
    • 学会等名
      外国語教育メディア学会(LET)第61回全国研究大会
    • 関連する報告書
      2022 実施状況報告書
    • 招待講演
  • [学会発表] 説明可能なAIを指向した和文英訳自動採点システムの開発と評価2022

    • 著者名/発表者名
      石井雄隆・菊地正弥 ・舟山弘晃 ・松林優一郎 ・乾健太郎
    • 学会等名
      日本教育工学会研究会
    • 関連する報告書
      2022 実施状況報告書
  • [学会発表] ラーニング・アナリティクスと教育評価2021

    • 著者名/発表者名
      石井雄隆
    • 学会等名
      日本言語テスト学会(JLTA)第24回全国研究大会
    • 関連する報告書
      2021 実施状況報告書
    • 招待講演

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公開日: 2021-04-28   更新日: 2024-12-25  

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