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ボランティア参加型の介護予防教室が地域高齢者の健康増進に与える効果について

研究課題

研究課題/領域番号 21K13501
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分08030:家政学および生活科学関連
研究機関茨城県立医療大学

研究代表者

藤田 好彦  茨城県立医療大学, 保健医療学部, 准教授 (70713949)

研究期間 (年度) 2021-04-01 – 2025-03-31
研究課題ステータス 交付 (2023年度)
配分額 *注記
1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2023年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2022年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2021年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
キーワードボランティア / 地域高齢者 / 介護予防
研究開始時の研究の概要

行政主導型の公的介護予防サービスだけでは人的・経済的資源不足が危惧される。今後、地域の隅々に渡るサービス提供を行うためには、住民主導のボランティア活動を主体とした、新しい介護予防事業の展開が必要である。本研究は、地域高齢者を対象としたボランティア育成講習会の修了によって育成されたボランティアと運営スタッフが協働する介護予防教室と地域サロンを実践し、自助・互助の点から、ボランティア自身の活動への参加による効果と、参加者への波及効果を明らかにすることである。

研究実績の概要

令和5年度においても予定していた地域ボランティア養成講座を修了した地域ボランティア参加型の介護予防教室を実施することは困難であった。一方、地域ボランティア育成講座は予定通り開催され、新たに16名の地域ボランティアの育成の終了に至った。互助活動である地域サロン活動やオレンジカフェでの活動も、人数制限されてはいるが、以前の状態に戻りつつある形で開催されている。
地域ボランティア参加型の介護予防教室の開催が困難であることから、過去に介護予防教室および地域ボランティア養成講座に参加した方を対象に、体力測定を実施し、現在のボランティア活動に関する調査を行った。計81名(昨年度89名)の参加があり、43名(昨年度43名)が地域ボランティア活動を継続して実施していることが把握できた。次年度の調査において、互助活動であるオレンジカフェや地域サロンといったボランティア活動への参加や継続が、健康に与える効果について検討したく考えており、調査結果の蓄積を行っている。次年度においても、同様の調査の実施を行うことにより、地域ボランティア活動への参加が健康増進や維持に与える効果について比較検討を行うことが出来るよう、状況の変化に合わせながら進めることが出来たらと考える。
また、地域ボランティアに関する文献検索も昨年度に続き継続している。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

本来であれば介護予防教室にボランティアが参加し、共に運営することが望ましいが、新型コロナウイルスの影響により教室の実施形態に変化が生じたこともあり実施出来てはいない。そのため、開催時期をずらして体力測定とボランティア活動の調査を実施している。現在、集められた結果の集計を行っている。

今後の研究の推進方策

当初、本研究は高齢者の地域ボランティアを対象に、ボランティア参加型の介護予防教室の運営を行い、ボランティア活動に参加していない地域高齢者との比較を行うことを目的としていた。しかし、新型コロナウイルスの影響により、ボランティア参加型の介護予防教室の実施が出来ていないことから、地域ボランティア活動に参加している高齢者を対象に体力測定とボランティアの参加状況の調査を実施している。次年度においても、同様の調査の実施を行うことにより、地域ボランティア活動への参加が健康増進に与える効果について比較検討を行うことが出来るよう、状況の変化に合わせながら進めることが出来たらと考える。

報告書

(3件)
  • 2023 実施状況報告書
  • 2022 実施状況報告書
  • 2021 実施状況報告書

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公開日: 2021-04-28   更新日: 2024-12-25  

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