研究課題/領域番号 |
21K13614
|
研究種目 |
若手研究
|
配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分09060:特別支援教育関連
|
研究機関 | 三重大学 |
研究代表者 |
森 浩平 三重大学, 教育学部, 准教授 (00804139)
|
研究期間 (年度) |
2021-04-01 – 2025-03-31
|
研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
|
配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2024年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2023年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2022年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2021年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
|
キーワード | 特別支援教育 / 交流及び共同学習 / オンライン学習 / ICT活用 / 文化芸術活動 |
研究開始時の研究の概要 |
特別支援教育分野では、児童生徒らの自立と社会参加に向け、生涯を通じて文化芸術活動に親しみ、豊かな生活を営むことができるよう配慮し、「交流及び共同活動」を充実させることが求められている。また、学びの保障のための「ICT活用によるオンライン学習」を進めている。 本研究では、児童生徒らが制作した作品を発表し合い、意見交換等を行う活動を企画・実施する。そして質問紙調査やインタビュー調査、ビデオ分析を行い、ニーズ調査や活動の効果検証を行う。次代を担う児童生徒らの共生社会の実現に向けたともに学ぶ仕組みの創出のため、オンラインでの文化技術活動による交流活動の効果と今後の在り方を検討する実践・調査研究を行う。
|
研究実績の概要 |
特別支援教育分野では、児童生徒らの自立と社会参加に向け、生涯を通じて文化芸術活動に親しみ、豊かな生活を営むことができるよう配慮し、「交流及び共同活動」を充実させることが求められている。また、学びの保障のための「ICT活用によるオンライン学習」を進めている。 本研究では、特別支援学校の教員や保護者を対象に、「文化芸術活動」や「交流及び共同学習」の実施状況、交流活動の実施に向けて求められる支援や配慮、実施方法等についてインタビュー調査によって明らかにすることを予定している。さらに、児童生徒らが制作した作品を発表し合い、意見交換等を行う活動を企画・実施する。そして質問紙調査やインタビュー調査、ビデオ分析を行い、ニーズ調査や活動の効果検証を行う。次代を担う児童生徒らの共生社会の実現に向けたともに学ぶ仕組みの創出のため、オンラインやICTを用いた文化芸術活動による交流活動の効果と今後の在り方を検討する実践・調査研究としている。 当該年度は、昨年度に引き続き、特別支援学校の教員を対象としたICT活用による「授業」の実施状況や支援・配慮、実施方法等について質問紙調査を行った。また、特別支援学校におけるICTを用いた「授業」の実践記録についても行い、今後の研究・分析に必要なデータが得られた。さらに、オンラインによる文化芸術活動を発表し合う交流及び共同学習の実践も継続して行っており、今後交流活動に関する質問紙調査を予定している。
|
現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
1: 当初の計画以上に進展している
理由
当該年度は、計画していた実践、調査内容に加えて、特別支援学校の教員を対象とした、ICT活用による「授業」の実施状況や支援・配慮、実施方法等について質問紙調査、実践記録についても行うことができた。また、オンラインによる文化芸術活動を発表し合う交流及び共同学習の実践も昨年度から継続して行っており、今後、交流活動に関する質問紙調査を行う調査環境を得られている。さらに、特別支援学校におけるICTを用いた障害のある児童生徒の「問題行動の低減」に関する研究計画についても作成し、特別支援学校への依頼、企業との協働も進めており、より調査研究を行うためのフィールドが拡大された。
|
今後の研究の推進方策 |
特別支援学校の教員を対象とした、ICT活用による「授業」の実施状況や支援・配慮、実施方法等について得られた質問紙調査データ、及び実践記録について分析を行う。また、オンラインによる文化芸術活動を発表し合う交流及び共同学習の実践については、今後も交流活動に関する質問紙調査を実施する予定である。さらに、特別支援学校におけるICTを用いた障害のある児童生徒の「問題行動の低減」に関する実践・観察及び、インタビュー調査について本年度実施する予定である。分析を行った結果についてまとめ、学会発表及び研究論文投稿を予定している。
|