研究課題/領域番号 |
21K13645
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分09070:教育工学関連
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研究機関 | 高知大学 |
研究代表者 |
須藤 順 高知大学, 教育研究部総合科学系地域協働教育学部門, 准教授 (70643542)
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研究期間 (年度) |
2021-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2023年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2022年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2021年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | アントレプレナーシップ / アントレプレナー / アントレプレナーシップ教育 / レゴ・シリアスプレイ・メソッド / 事業創造 / 自己認識 / 起業家育成プログラム / アクションリサーチ / レゴ・シリアスプレイ / 起業家教育 / 事業機会創造型 / アクション・リサーチ |
研究開始時の研究の概要 |
本研究では、レゴ・シリアスプレイ・メソッドを活用した事業機会創造型の起業家育成プログラムの開発を、アクション・リサーチを通じて、プログラムの効果測定と改善を進め、有効性の高いプログラム構築を目指すものである。 本研究の目的が達成されることで、1)起業態度の育成に焦点を置いたプログラム開発、2)事業機会創造型の起業家育成プログラムの構築、3)レゴ・シリアスプレイ・メソッドの有効性の検証、4)アクション・リサーチを通じた研究成果の社会実装が期待できる。
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研究実績の概要 |
「レゴ・シリアスプレイ・メソッドを活用した事業機会創造型起業家教育プログラムの開発」を目的に令和4年度は、1)起業家教育に関する文献調査及び事例調 査を通じた理論的体系化、2)レゴ・シリアスプレイ・メソッドを活用した起業家教育プログラムの構築・試行を行った。 1)については、コロナウイルスの影響もあり、先進事例等のフィールド調査が一部実施できなかったが、文献調査を通じたアントレプレナーシップ育成に向けた能力要素の整理と既存のアントレプレナーシップ育成プログラムの精査に取り組んだ。 2)については、当初想定していた、大規模なプログラムの試行はコロナウイルスの関係で実施できなかったが、高知県四万十町でのアクションリサーチ、高知大学・社会起業論でのアクションリサーチを通じてプログラムの改善を図ることができた。 以上を通じ、エフェクチュエーション視点に基づき、レゴシリアスプレイメソッドを活用したアントレプレナー育成プログラム案が構築され、次年度以降の本格実証に向けた準備を行うことができた。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
コロナウイルスの影響により、当初予定の先進事例調査及びアクションリサーチが一部実施できず、プログラムの検証が若干遅れている。理論研究については概ね順調に進んでいる。
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今後の研究の推進方策 |
令和5年度は、学内でのプログラムの検証2本、高知県内でのアクションリサーチ2本を実施、開発されたプログラムの効果測定を進めていく。 また、研究を通じて明らかにされた知見を積極的に学会発表または論文等にまとめ、当該研究領域の発展に努めていく。
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