研究課題/領域番号 |
21K13650
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分09070:教育工学関連
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研究機関 | 玉川大学 |
研究代表者 |
武藤 ゆみ子 玉川大学, 脳科学研究所, 准教授 (30614614)
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研究期間 (年度) |
2021-04-01 – 2026-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2025年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2024年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2023年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2022年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2021年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | AIリテラシー教育 / 教育工学 / データサイエンス教育 / AIリテラシー / AI / AI教育 / 人工知能 / プログラミング教育 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究では、すべての児童・生徒・学生がAIとうまく付き合っていくための知恵として、AIリテラシーを学術的教養として教育的に導入するカリキュラム及び教材の開発と評価手法の構築を目指す。特に、新たな手法として、従来の理解度の指標に加え人と関わるAIシステムに対する信頼性や親和性などの観点から印象形成過程の主観評価、及びその過程の行動分析の客観評価を取り入れ、日本に適したAIリテラシー教育の実現を目指す。
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研究実績の概要 |
AI技術が社会へ及ぼす可能性の理解のために必要な学術的教養とAIシステムとうまく付き合うためのスキルの獲得の必要性に着目し、前年度に引き続き、ロボットを用いた教育教材開発を進めた。具体的には、web上で動作することが可能な教材と実機を活用した教材の2種類を開発した。いずれも、個別学習と複数人の協調学習に対応することができ、子どもの探究学習を促進させる効果が見受けられるという予備的な結果を得ることができた。さらに、これまで本研究において実施された調査研究や開発された教材などの成果物に基づき、全学部を対象とした大学生の教養レベルのAIリテラシー教材への開発につながり、各学部の専門性との接点について定量評価を行い、有効性を確認することができた。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
本年度は、これまで実施された国内外のAIリテラシー教育の現状調査、予備実験の実施の結果として作成された教科書に基づき、ロボットを用いた教材の開発を実施することができた。その結果、個別学習や協調学習において活用することができ、子どもの探究学習に活用できる可能性が示された。また、文理を問わず、すべての大学生に向けたAIリテラシー教材の開発も行い、有効性を確認することができた。従って、本年度の進捗は、「おおむね順調である」と判断できる。
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今後の研究の推進方策 |
本研究では、これまで、AIリテラシー教育に関わる調査研究やその有効性に関わる実験の実施、テキスト教材の開発と出版、さらに、ロボットを用いた教育教材開発を行い、web上で動作することが可能な教材と実機を活用した教材の2種類を開発することができた。さらに、予備的な調査の結果、個別学習と複数人の協調学習に対応し、子どもの探究学習に活用できる可能性が示唆された。そこで今年度は、探究学習において活用が可能なAIリテラシー教材を目指し、さらなる調査を実施し、その結果をフィードバックし教材としての完成を目指す。また、その際の学習の評価に関する新たな指標の提案を目指していく。
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