研究課題/領域番号 |
21K13962
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分16010:天文学関連
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研究機関 | 九州大学 (2022-2023) 大阪府立大学 (2021) |
研究代表者 |
徳田 一起 九州大学, 理学研究院, 特任助教 (60802139)
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研究期間 (年度) |
2021-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2023年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2022年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2021年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 星形成 / 電波望遠鏡 / 分子雲コア / ALMA / 星団形成 / 分子雲フィラメント |
研究開始時の研究の概要 |
星団形成領域は文字通り様々な進化段階にある天体が密集しており、特に個別の星/連星系に至る直前の高密度ガス塊が特定されておらずその性質および形成要因が理解されていないことが要因の一つである。本研究では、太陽系から最も近傍にある星団形成領域の分子雲コアに埋め込まれている超高密度微細ガス塊をALMA望遠鏡の無バイアス広域観測により多数特定し、それらの性質を孤立した小質量星形成領域の研究で得られたものと比較する。星団形成領域における原始星形成直前のガス塊の個数およびその密度/形状や速度分布を初めて明らかにし、強い乱流場が星形成へと至るガス密度の時間発展などにどのように影響を与えるかを調べる。
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研究成果の概要 |
星は主に集団として形成されるが、その形成機構に関しては単独の星と比べて大きく取り遅れている。星団形成領域は文字通り様々な進化段階にある天体が密集しており、特に個別の星/連星系に至る直前の高密度ガス塊が特定されておらずその性質および形成要因が理解されていないことが要因の一つである。本研究では、太陽系から最も近傍にある星団形成領域の分子雲コアに埋め込まれている数1000 auの超高密度微細ガス塊をALMA望遠鏡の無バイアス広域観測により多数特定し、それらの性質を孤立した小質量星形成領域の研究で得られたものと比較する。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
学術的意義:天文物理学の知識進展:分子雲コアの寿命と星団形成の役割を理解することで、星や銀河の形成・進化に関する理論やモデルに影響を与えます。 方法論の革新:新しい測定方法や技術の開発は、他の天文学の分野にも応用可能です。社会的意義:教育への影響:宇宙の理解を深めることで、科学技術への関心を高め、教育の向上につながります。技術革新への触発:天体物理学の研究で開発された技術は他の分野にも応用されることがあります。文化的・哲学的影響:宇宙に対する理解は人類の自己認識を変え、文化や哲学の議論に影響を与えます。
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