研究課題/領域番号 |
21K13985
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分17010:宇宙惑星科学関連
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研究機関 | 国立研究開発法人情報通信研究機構 |
研究代表者 |
山田 崇貴 国立研究開発法人情報通信研究機構, テラヘルツ研究センター, 主任研究員 (00852261)
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研究期間 (年度) |
2021-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2023年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2022年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2021年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
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キーワード | テラヘルツ波 / 電磁波伝搬 / 分光測定 / 放射伝達モデル / 分子分光 / 火星 / 大気 / 火星大気 / 惑星大気科学 / リモートセンシング / 大気化学 / 惑星科学 |
研究開始時の研究の概要 |
テラヘルツ波はダストに対する高い透過性や昼夜観測が可能なことから、惑星大気観測において、これまでの太陽光などを光源とした紫外および赤外線帯域と相補的な観測が可能である。本研究ではテラヘルツ波帯を用いた観測において、より高精度な観測データ解析を可能にするため、測定誤差に起因する分子分光パラメータの測定のための装置開発及び、電磁波電波伝搬モデルの構築を行う。
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研究成果の概要 |
テラヘルツ波を用いた惑星大気観測は、昼夜でのパッシブ観測、高空間・周波数分解能での測定が可能である。得られた観測スペクトルの解析には放射伝達モデルが必要であり、その精度は分光パラメータの精度にも依存している。本研究では、テラヘルツ波送受信機を用いた220-500GHz帯におけるガス分光システムの構築を完了し、高精度な周波数分解能と簡易なバンド幅設定を可能にした。また、火星大気に対しての電磁波伝搬モデルと逆解析アルゴリズムの開発を完了し、観測スペクトルから、実験室で取得された吸収強度及び圧力幅パラメータ等を用いて大気鉛直プロファイルの導出及びその鉛直分解能や誤差評価を可能にした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
今後テラヘルツ波帯での分光観測機会が増加する中、高精度な観測に加え、高精度な圧力幅定数などの分光パラメータも重要となる。本研究では220-500GHzでの広帯域なガス分光測定を開発したことにより、測定データが不十分だった吸収線パラメータの取得が可能になった。
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