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SBPDN鉄筋とSHCCを適用した残留変位低減型RC橋脚の耐震性

研究課題

研究課題/領域番号 21K14236
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分22020:構造工学および地震工学関連
研究機関岐阜工業高等専門学校

研究代表者

山本 翔吾  岐阜工業高等専門学校, その他部局等, 助教 (10881683)

研究期間 (年度) 2021-04-01 – 2025-03-31
研究課題ステータス 交付 (2023年度)
配分額 *注記
1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2022年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2021年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
キーワードRC橋脚 / SHCC / SBPDN鉄筋 / 復元力特性 / 付着
研究開始時の研究の概要

本研究は,残留変位を低減可能なRC橋脚の開発を目指し、RC橋脚の主筋に早期の付着切れが可能な超高強度鉄筋とひずみ硬化型セメント系複合材料(SHCC)の適用を検討する。具体的に、早期の付着切れにより耐力上昇を抑え、主筋の降伏を遅らせることで変形性能を向上させるとともに、SHCCによる塑性ヒンジ区間の損傷低減効果を利用した残留変位低減型RC橋脚の耐震性能を明らかにする。

研究実績の概要

本研究では,早期付着切れが可能な超高強度鉄筋とSHCCを適用した残留変位型RC橋脚の耐震性能を載荷実験により明らかにする.具体的に,早期の付着切れにより耐力上昇を抑え,主筋の降伏を遅らせることで変形性能を向上させるとともに,SHCCによる塑性ヒンジ区間の損傷低減効果を利用することで提案橋脚の残留変位低減効果を検討する.
令和5年度は,提案橋脚の載荷実験に先立ち,通常の異形鉄筋を使用した1/10縮小サイズの橋脚の載荷実験を実施した.前年度までに引抜き試験により検討した鉄筋とモルタルの付着性状から,1/10縮小サイズの橋脚基部の塑性ヒンジ区間の損傷について整理した.

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

4: 遅れている

理由

今年度は,前年度に引き続いて細径鉄筋とモルタルの付着性状を検討するため,引抜き試験を実施するとともに,提案橋脚の載荷実験に先立ち,通常の異形鉄筋を使用した1/10縮小サイズの橋脚の載荷実験を実施した.引抜き試験より得られた付着性状と,橋脚基部の塑性ヒンジ区間の損傷状況について整理したため,遅れている.
令和6年度では,超高強度鉄筋を利用した提案橋脚の載荷実験を実施する.

今後の研究の推進方策

令和5年度の通常の異形鉄筋を使用した試験結果と令和6年度実施予定の超高強度鉄筋を使用した橋脚,提案橋脚の載荷試験により,耐震性能を明らかにし,残留変位低減効果の検討を実施する.

報告書

(3件)
  • 2023 実施状況報告書
  • 2022 実施状況報告書
  • 2021 実施状況報告書
  • 研究成果

    (3件)

すべて 2024 2023

すべて 学会発表 (3件)

  • [学会発表] 小径鉄筋とモルタルの付着性状に関する基礎的研究 鉄筋径及び鉄筋節形状が付着強度に及ぼす影響2024

    • 著者名/発表者名
      宮嶋航大,山本翔吾
    • 学会等名
      日本建築学会
    • 関連する報告書
      2023 実施状況報告書
  • [学会発表] 小径鉄筋とモルタルの付着性状に関する基礎的研究2023

    • 著者名/発表者名
      今村春貴,山本翔吾
    • 学会等名
      日本建築学会
    • 関連する報告書
      2022 実施状況報告書
  • [学会発表] SBPDN鉄筋を主筋の一部に適用したRC柱の解析的検討2023

    • 著者名/発表者名
      安田海音,山本翔吾
    • 学会等名
      日本建築学会
    • 関連する報告書
      2022 実施状況報告書

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公開日: 2021-04-28   更新日: 2024-12-25  

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