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ダイナミックな構造異性化特性をもつ分子による自動構造最適化システムの実証

研究課題

研究課題/領域番号 21K14753
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分37030:ケミカルバイオロジー関連
研究機関京都大学

研究代表者

吉村 柾彦  京都大学, 高等研究院, 特定助教 (10890204)

研究期間 (年度) 2021-04-01 – 2023-03-31
研究課題ステータス 完了 (2022年度)
配分額 *注記
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2022年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2021年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
キーワード創薬探索技術 / 自動最適化 / 構造異性化 / ケミカルバイオロジー
研究開始時の研究の概要

現在の創薬探索では3次元的な構造をもつ化合物群の探索が疎かになっている。棒状(1D)および平面状(2D)から脱却した3D構造をもつ化合物群を薬剤候補として用いることは創薬探索の可能性を広げるが、埋めなくてはならないケミカルスペースの広さと合成的な制約から困難を極める。 本研究課題では、 ダイナミックな構造異性化特性をもつ3D小分子を用いた化合物ライブラリーを作成し運用することで、未開拓のケミカルスペースを探索する創薬新手法の開発に挑む。

研究成果の概要

研究の目的である「3D分子がタンパク質の構造に合わせて自動最適化するプロセスの検証」にあたり、①ダイナミックな構造異性化特性をもつ3D分子の多様性指向型合成法の確立と②自動最適化後の構造解析手法の開発に取り組んだ。研究期間内での目的3D小分子の合成には至らなかったが、3D分子の合成に先んじて、タンパク質の構造解析手法を確立することができた。今後は3D分子の合成を完遂し速やかに自動構造最適化の検証に取り組む。

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究課題はダイナミックな構造異性化特性をもつ3D分子による化合物ライブラリーから未開拓ケミカルスペースに潜む新たな創薬リード化合物の探索を目指す。未踏ケミカルスペースをカバーする化合物ライブラリーを提供し、独自の迅速スクリーニングと適用することで、創薬開発を加速する。

報告書

(3件)
  • 2022 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2021 実施状況報告書

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公開日: 2021-04-28   更新日: 2024-01-30  

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