研究課題/領域番号 |
21K14770
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分38020:応用微生物学関連
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
阪中 幹祥 京都大学, 生命科学研究科, 特定准教授 (60801892)
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研究期間 (年度) |
2021-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2022年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2021年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 腸内細菌 / ビフィズス菌 / オリゴ糖 / 分子機構 |
研究開始時の研究の概要 |
ヒト腸内において初期に定着する細菌であるビフィズス菌は、ヒトの健康に密接に関与している。これまでゲノム解析などによる様々な研究成果から、ビフィズス菌の腸内での増殖には本菌の多種多様なオリゴ糖利用が関与していることが強く示唆されている。本研究では、幅広い種類のオリゴ糖の利用機構をビフィズス菌において明らかにすることを目指す。
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研究成果の概要 |
ヒト腸内において初期に定着する細菌であるビフィズス菌は、ヒトの健康に密接に関与している。これまでゲノム解析などによる様々な研究成果から、ビフィズス菌の腸内での増殖には本菌の多種多様なオリゴ糖利用が関与していることが強く示唆されている。本研究は、幅広い種類のオリゴ糖、特に母乳に含まれるオリゴ糖(母乳オリゴ糖)の利用機構をビフィズス菌において明らかにすることを目指し、その結果として、当該機構の一旦を解明することに成功した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
ヒトの腸内に棲息するビフィズス菌は、ヒトの健康に有用な効果を発揮することが知られている。それ故、ビフィズス菌が如何にして腸内で増殖しているかを理解することは極めて重要といえる。このような状況の中、本研究にてビフィズス菌の腸内増殖機構(オリゴ糖利用機構)の一端を解明することが出来たことは、当該研究分野において大きな影響を及ぼすと考えられる。また将来的には、本研究成果を起点として、ビフィズス菌の腸内増殖を促進する技術が開発されることが大いに期待される。
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