研究課題/領域番号 |
21K14881
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分40010:森林科学関連
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研究機関 | 国立研究開発法人森林研究・整備機構 |
研究代表者 |
伊津野 彩子 国立研究開発法人森林研究・整備機構, 森林総合研究所, 主任研究員 等 (80816249)
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研究期間 (年度) |
2021-04-01 – 2027-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2023年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2022年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2021年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 自家受精 / スギ |
研究開始時の研究の概要 |
近縁な個体どうしの交配による適応度の低下は近交弱勢と呼ばれ、集団中にごく低頻度に含まれる潜性有害遺伝子がホモ接合となることによって生じると考えられている。本研究では、日本産針葉樹スギにおいて、種子の発芽過程で近交弱勢をもたらす遺伝子を探索する。自然条件下ではほぼ他家受精するスギのゲノムには、潜性有害遺伝子が蓄積していると予想される。実験的に自家受精させると、それらの遺伝子がホモ接合となって発芽しない種子が生じるため、遺伝子型頻度が偏ると予測される。スギゲノムの広範囲に作成した高密度一塩基多型(SNP)マーカーの遺伝子型を用いて、巨大な針葉樹ゲノムに存在する近交弱勢遺伝子を探索する。
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研究実績の概要 |
本年度は、育児休業中のため、研究を実施していない。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
育児休業により、研究を実施することができなかったため。
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今後の研究の推進方策 |
研究再開後は、本年度に得られた種子を播種し、発芽試験を行う。また、発芽した種子からゲノムDNAを抽出し、スギ専用に作成された高密度一塩基多型 (SNP) マーカーによる遺伝子型決定、もしくは、ゲノム解読を行い、ゲノムワイドにSNP多型情報を収集する計画である。
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