研究課題/領域番号 |
21K15099
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分44020:発生生物学関連
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研究機関 | 大阪大学 (2022) 筑波大学 (2021) |
研究代表者 |
堀江 良子 大阪大学, 大学院生命機能研究科, 特別研究員(PD) (90894907)
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研究期間 (年度) |
2021-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2022年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2021年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 細胞分化 / 単一細胞トランスクリプトーム / 神経細胞 / ホヤ / 単一細胞トランスクリプトーム解析 / 進化 |
研究開始時の研究の概要 |
ホヤの幼生の神経系はわずか231個と非常に少数の細胞から構成されている。そのため、神経系に存在する全ての神経細胞の分化機構を一つ一つの細胞レベルで解明することが可能である。本研究課題は、個体丸ごとの単一細胞トランスクリプトームデータを利用することにより、ホヤ幼生の神経系に存在する神経細胞のうち、特に尾部に存在する双極型感覚神経細胞の分化機構を解明することを目指す。
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研究成果の概要 |
ホヤの幼生の神経系はわずか231個(中枢神経系は177個、末梢神経系は54個)と少数の細胞から構成されている。そのため、神経系に存在する全ての神経細胞の分化機構を単一細胞レベルで解明することが可能である。本研究課題は、申請者らが行ってきた個体丸ごとの単一細胞トランスクリプトームデータを利用することにより、ホヤ幼生の神経系に存在する神経細胞のうち、尾部に存在する双極型感覚神経細胞の分化機構を解明することを目指して研究を行った。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では、わずか231個の神経細胞から構成されるホヤの神経系をモデルとして、神経細胞の分化機構、特に尾部に存在する双極性感覚神経細胞の分化機構を解明することに成功した。また、この研究成果をもとに双極性感覚神経細胞を人為的に作り出すことにも成功している。今後は、この研究成果をもとにヒトにおいて任意の神経細胞の分化を誘導する技術の開発につなげていきたい。
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