研究課題/領域番号 |
21K15376
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分49010:病態医化学関連
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研究機関 | 金沢医科大学 |
研究代表者 |
小倉 慶雄 金沢医科大学, 医学部, 助教 (30760409)
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研究期間 (年度) |
2021-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
中途終了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2023年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2022年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2021年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 糖尿病性腎臓病 / ミトコンドリア / 酸化ストレス / CD38 |
研究開始時の研究の概要 |
糖尿病性腎臓病 (Diabetic Kidney Disease: DKD) は, 末期腎不全への進展及び心血管疾患の発症・進展に対して高リスクである. 我々はこれまでに2型糖尿病ラット腎ではNAD+分解酵素: CD38の高発現に起因するミトコンドリア酸化ストレスが生じていることを報告した. しかしDKDの病態形成におけるCD38の役割は未だ明らかではない. 加えて糖尿病の心筋組織でもCD38の発現増加を認めるが, その病的意義は不明である. 本研究はCD38遺伝子改変マウスを用いて, CD38のDKD及び心病変の病態形成 (腎心連関) に果たす役割を解明することを目的とする.
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研究実績の概要 |
我々はNAD+分解酵素であるNAD+グリコヒドロラーゼ/ADPリボシルシクラーゼ (CD38) の遺伝子改変動物を用いて, CD38の糖尿病性腎臓病及び心病変の病態形成 (腎心連関) に果たす役割を解明することを目的としていた。CD38遺伝子改変 (近位尿細管細胞特異的CD38トランスジェニック (TG), CD38 ノックアウト (KO) ) マウスを用い、研究していたが、2022年4月より研究者の所属上長が交代となった影響で、2022年5月より研究途上にて、遺伝子改変モデルを用いた研究の一時中断をせざるを得ない状況となった。 ここから研究を進行させることができず、さらに2022年11月を持って研究者の一身上の都合により研究機関を退職することとなり、これ以上の研究継続が困難となった。 既に作成済であった近位尿細管細胞特異的CD38トランスジェニック (TG) マウス (C57BL/6-Npt2-CD38TG) と、理化学研究所より供与済であり,CD38ノックアウト (KO) マウスの解析を進めることは2022年度中にほとんど進めることができず、学会等で研究成果を発表することは叶わなかった。 また研究者だけでなく、飼育責任者も2022年度中に退職することとなり、所属部の人員不足もあり、マウスの飼育・研究を引き継ぐ者もいなくなった。当施設での飼育継続も困難と判断し、一部TGマウスとKOマウスの胚を当施設にて保存した上で、殺処分し飼育終了とした。
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