研究課題
若手研究
EML4-ALK肺癌は、ALKのATP結合部位周辺に様々な構造変化が入ることで薬剤の結合を不能とする獲得耐性変異が多いことが特徴であるが、EML4側の獲得変異は知られていない。そこで本研究は「多量体阻害ペプチドは、従来のキナーゼ阻害薬に対するALK獲得耐性変異へのブレイクスルーになるか?」を核心的問いとし、先行研究で確立した実験系を生かし網羅的にALK獲得耐性変異へのccペプチドが持つ抗腫瘍効果を明らかにする研究である。