研究課題/領域番号 |
21K15790
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分52040:放射線科学関連
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研究機関 | 順天堂大学 |
研究代表者 |
福永 一星 順天堂大学, 保健医療学部, 助教 (80861129)
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研究期間 (年度) |
2021-04-01 – 2026-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2022年度)
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配分額 *注記 |
2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2025年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2024年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2023年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2022年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2021年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | DTI / NODDI / ICVF / ODI / DWI / DKI / 生成型機械学習 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究の目的は、脳梗塞、脳腫瘍、多発性硬化症、パーキンソン病、注意欠陥多動性障害など多くの疾患で有用性の報告がある拡散MRIのDiffusional kurtosis imaging(DKI)やNODDI(Neurite orientation dispersion and density imaging)をはじめとする最新の技術を用いて、生成型機械学習を活用した拡散MRIによる高速化・高精度化された画像解析結果の画像評価および定量値の評価をすることである。
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研究実績の概要 |
2022年度も新型コロナウイルスによる影響があり、臨床機を利用した研究撮像は実施することができなかった。2021年度に引き続き、解析ソフトウェアのdiMaRIA(Diffusion Magnetic Resonance Image Analyzer)で実施した健常ボランティアの結果を論文としてまとめている。上記の解析ソフトを利用するとICVF(Intracellular Volume Fraction)と呼ばれる神経突起密度を評価する指標と、ODI(Orientation Dispersion Index)と呼ばれる神経突起の散らばりを評価する指標などが計算できる。解析時間の短縮が大きなメリットであり、従来のNODDI解析との比較検証が必要となる。diMaRIAに加えてFSLやfree surferなどの解析ソフトも利用し、画像のレジストレーションや自動ROIの抽出を実施した。白質のROIはジョンホプキンス大学の白質トラクトグラフィーアトラスを利用し、灰白質のアトラスはDesikan-Killianyアトラスを用いている。今後はまず最初に、健常ボランティアのdiMaRIAを用いた解析結果の論文を完成させて投稿したいと考えている。その後、脳卒中患者とてんかん患者・スタージウェバー患者の撮像およびdiMaRIAによる画像解析を実施する。解析結果はSPSSを用いて統計解析後に、論文として完成させる。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
2022年度もコロナ禍による影響により、教職員でも診療業務に携わっていない場合は研究撮像などを控えるような要望があった。今年度は特に研究費の使用はなかったが、研究環境は整っていると感じている。てんかん患者の撮像はコロナ禍の影響もありまだ実施できていないが、脳卒中患者の撮像データは少しずつ増えており、画像の解析しているのが現状である。
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今後の研究の推進方策 |
今後は健常ボランティアのdiMaRIAを用いた解析結果の論文を完成させて投稿したいと考えている。その後、脳卒中患者とてんかん患者・スタージウェバー患者の撮像およびdiMaRIAによる画像解析を実施する。解析結果はSPSSを用いて統計解析後に、論文として完成させたいと思う。
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