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シングルセル解析技術を用いた胆道癌における炎症性サイトカインの病態解明

研究課題

研究課題/領域番号 21K15930
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分53010:消化器内科学関連
研究機関札幌医科大学

研究代表者

石上 敬介  札幌医科大学, 医学部, 助教 (50779600)

研究期間 (年度) 2021-04-01 – 2025-03-31
研究課題ステータス 交付 (2023年度)
配分額 *注記
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2023年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2022年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2021年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
キーワード胆道癌 / 炎症 / サイトカイン / シングルセル
研究開始時の研究の概要

本研究では,胆道癌組織の癌微小環境を形成する多彩な細胞と,腫瘍細胞との相互作用の中で,炎症性サイトカインがどのような役割を果たすのかを明らかにすることを目的としている.Single-cell RNA-seqを用いて胆道癌組織における炎症性サイトカインの由来細胞を明らかにし,また患者由来胆道癌オルガノイドを用いて腫瘍局所における炎症性サイトカインによる胆道癌進展機序の解明を目指す.

研究実績の概要

胆道癌は切除不能な状態で発見されることが多く,また切除不能症例に対する標準治療である多剤併用化学療法の奏効率も依然として十分ではないことから,病態の更なる解明と新規治療の開発・既存治療の最適化が急務である.申請者は,胆道癌組織および胆道癌患者血清を用いた炎症性サイトカインの発現解析およびシングルセル解析を用いて、炎症性サイトカインを介した胆道癌の進展機構の解明と診断・治療への応用を目標としている.
本年度は,胆道癌患者からの臨床情報の収集およびサンプルの収集と,組織における炎症性サイトカインの発現解析を継続した.シングルセルRNAシークエンスに使用予定であった機器を新たに準備することが必要となったため,シングルセルRNAシークエンスの実施が遅れていたが,機器が使用可能となったため,研究期間を延長して研究を継続している.

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

4: 遅れている

理由

本年度は,胆道癌患者からの臨床情報の収集およびサンプルの収集と,組織における炎症性サイトカインの発現解析を継続した.シングルセルRNAシークエンスに使用予定であった機器を新たに準備することが必要となったため,シングルセルRNAシークエンスの実施が遅れていたが,機器が使用可能となった.予定より実施は遅れているが,予定していた研究内容を実施することが可能な状況である.

今後の研究の推進方策

今年度はシングルセルRNAシークエンスを実施し,その結果を踏まえた組織学的検討を行う予定である.胆道癌患者の糞便を用いたmicrobiome解析も実施しており,健常コントロールとの菌叢の比較検討を進めている.

報告書

(3件)
  • 2023 実施状況報告書
  • 2022 実施状況報告書
  • 2021 実施状況報告書

URL: 

公開日: 2021-04-28   更新日: 2024-12-25  

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