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ANKRD1過剰発現による肺癌の薬剤耐性メカニズム解明と新規治療戦略の開発

研究課題

研究課題/領域番号 21K16151
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分53030:呼吸器内科学関連
研究機関日本医科大学

研究代表者

吉川 明子  日本医科大学, 医学部, 助教 (30524574)

研究期間 (年度) 2021-04-01 – 2026-03-31
研究課題ステータス 交付 (2023年度)
配分額 *注記
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2024年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2023年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2022年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2021年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
キーワードROS1融合遺伝子 / RET融合遺伝子 / 薬剤耐性 / 薬剤耐性機序 / 肺癌
研究開始時の研究の概要

肺癌を始めとし、様々な固形癌にてEGFR遺伝子変異、ALK・RET・ROS1・NTRK融合遺伝子等遺伝子異常が発見され、各々の遺伝子異常に対する分子標的薬が広く臨床的に使用されている。いずれの分子標的薬においても劇的な効果を認めており、患者の全生存期間延長に貢献しているが、分子標的薬で治療された多くの症例で、治療後半年~1年後に薬剤耐性を認める。これらの遺伝子変異を有する細胞株を使用し、新たにその他の分子標的薬を含めた薬剤獲得耐性に関する因子を抽出、また以前抽出した因子であるANKRD1過剰発現を含め、新規治療戦略を構築することを目的として本研究を計画した。

研究実績の概要

ROS1融合遺伝子変異陽性細胞株とRET融合遺伝子変異陽性細胞株を準備し、薬剤耐性がないか確認のため薬剤投与を行っていました。同じ細胞株を使用している論文と同様に増殖・薬剤を添加していたが、細胞株そもそもの増殖能が乏しかったり、そもそも薬剤耐性を認めたりしていました。新たな細胞株を構築する予定です。
また、同研究室で作成された薬剤耐性細胞株を利用し、ANKRAD1の発現の有無、もし耐性株にて高発現している際は解除により耐性回避が出来るか研究していく予定です。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

4: 遅れている

理由

他施設でも使用され、本研究でも使用を考えていた複数の細胞株において、入手が出来ない、細胞株が上手く育たない もしくは細胞のサイクルがとても遅い、そもそも最初から薬剤耐性であるなどがあり、遅れてしまっている。

今後の研究の推進方策

再度、使用可能な細胞株を構築し、薬剤耐性株作成を行っていきます。また、同じ研究室で作成を行った薬剤耐性株についてANKRD1発現が増加しているか確認し、解除することによって薬剤耐性回避が可能か研究をしていく予定です。

報告書

(3件)
  • 2023 実施状況報告書
  • 2022 実施状況報告書
  • 2021 実施状況報告書

URL: 

公開日: 2021-04-28   更新日: 2024-12-25  

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