研究課題/領域番号 |
21K16504
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分55030:心臓血管外科学関連
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研究機関 | 東京慈恵会医科大学 |
研究代表者 |
宿澤 孝太 東京慈恵会医科大学, 医学部, 講師 (80647032)
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研究期間 (年度) |
2021-04-01 – 2025-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2023年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2022年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2021年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 慢性解離性大動脈瘤 / 大動脈解離 / ステントグラフト / 血行動態 / 大動脈瘤 / 解離性大動脈瘤 / 血管内治療 / 拍動循環回路 |
研究開始時の研究の概要 |
慢性解離性大動脈瘤(CAAD)に対してエントリー閉鎖目的にステントグラフト(SG)術が行われているが、SG留置後の偽腔内血行動態は未解明であり、リエントリーからの偽腔内血流によって、一部の症例で遠隔期の残存CAAD拡大・破裂が臨床上の課題となっている。 本研究は、ヒト大動脈スティッフネス値に調整した実形状CAADシリコーンモデルとブタ血液から作成した血栓を組み合わせ偽腔部分血栓化CAADモデルを作製し、拍動循環回路ならびに粒子画像流速測定法を用い、CAAD解剖学形態とエントリー閉鎖後の偽腔内血栓形態が偽腔内血行動態ならびに動脈瘤近傍の除圧にどのように影響するかを解明することを目的とする。
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研究実績の概要 |
解離性大動脈瘤(CAAD)に対するステントグラフト(SG)治療において、偽腔解剖学形態と偽腔内血栓形態(SG留置後)が偽腔内血行動態と動脈瘤近傍の除圧にどのような影響を与えているかは未解明である。本研究の目的は、ヒト大動脈スティッフ ネス値に調整した実形状CAADシリコーンモデルとブタ血液から作成した血栓を組み合わせ ることで偽腔部分血栓化CAADモデルを作製し、拍動循環回路ならびに粒子画像流速測定法(PIV)を用いることで、CAAD解剖学形態とエントリー閉鎖後の偽腔内血栓形態が偽腔内血行動態 ならびに動脈瘤近傍の除圧にどのように影響するかを解明することである。 シリコーンで模擬したCAADモデル拍動循環回路を組み込み、PIV測定の準備を行った。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
代替モデルであるシリコン血栓模擬モデルの作成の時間を要し、全体的な実験計画が遅れている。
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今後の研究の推進方策 |
シリコン血栓模擬モデルが整いつつあるので、PIV測定を行っていく。
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