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分泌型タンパク質Tsukushiの臨床応用を目指した研究

研究課題

研究課題/領域番号 21K16516
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分55040:呼吸器外科学関連
研究機関熊本大学

研究代表者

山田 竜也  熊本大学, 大学院生命科学研究部(医), 特定研究員 (80879841)

研究期間 (年度) 2021-04-01 – 2024-03-31
研究課題ステータス 完了 (2023年度)
配分額 *注記
2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2022年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2021年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
キーワードTsukushi / 肺癌 / SLRP / 肺腺癌 / TSK / 非小細胞肺癌
研究開始時の研究の概要

申請者らは熊本大学で発見したTsukushi(TSK)に注目し、TSKが非小細胞肺癌の遊走と増殖に関与していることを明らかにした。本研究では、臨床応用の可能性を探ることが目的である。具体的には1.肺癌組織のTSK免疫染色を行い予後との関係を明らかにすること、2.肺癌患者の血清中のTSK蛋白濃度を測定し予後との関連を明らかにすることの2点を行いたい。最終的には分泌蛋白である特性を活かし予後関連マーカーとしての応用も期待したい。

研究成果の概要

TSKの予後関連マーカーとしての応用を期待し研究を行った。3年間の研究で免疫染色を行いTSKの肺癌組織中の発現レベルと確認と肺癌患者の血清中のTSKの濃度測定をELIZA法を用い測定し予後との関係を明らかにすることを目的とした実験を計画した。しかしながら免疫染色とELIZAを用いた研究では予後との明らかな関連性を見出すことはできなかった。

研究成果の学術的意義や社会的意義

TsukushiはSmall Leucine-Rich Proteoglycanに属する細胞外マトリックス蛋白質の一つであり、様々なpathwayに関与することは明らかである。残念ながら予後関連マーカーとしての役割は現時点では見出すことはできなかった。しかしながら肺癌に対し何らかの形で関与していることは以前の結果よりも明らかであり、研究を継続する必要性があると考える。

報告書

(4件)
  • 2023 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2022 実施状況報告書
  • 2021 実施状況報告書

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公開日: 2021-04-28   更新日: 2025-01-30  

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