| 研究課題/領域番号 |
21K16532
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| 研究種目 |
若手研究
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| 配分区分 | 基金 |
| 審査区分 |
小区分55050:麻酔科学関連
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| 研究機関 | 弘前大学 |
研究代表者 |
野口 智子 弘前大学, 医学部附属病院, 助教 (30772016)
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| 研究期間 (年度) |
2021-04-01 – 2025-03-31
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| 研究課題ステータス |
完了 (2024年度)
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| 配分額 *注記 |
2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2023年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2022年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2021年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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| キーワード | 末梢神経ブロック / 腹腔鏡手術 |
| 研究開始時の研究の概要 |
腹腔鏡下手術では術野状態を良好に維持するため、深い筋弛緩が必要とされている。末梢神経ブロックは術後鎮痛目的に施行されることが多いが、当施設で行った後方視的研究では術中・術後の鎮痛薬だけでなく筋弛緩薬の使用量も有意に少ない結果であった。高齢者や肥満患者では筋弛緩作用の遷延が起こりやすく、過量の筋弛緩薬の投与を避けた上で良好な術野状態を維持するために末梢神経ブロックの有用性を評価する意義は大きい。以上のことから今回ロボット支援下腹腔鏡下手術患者を対象とした腹壁末梢神経ブロックの術野状態への影響を検討する。
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| 研究成果の概要 |
本研究は、ロボット支援下腹腔鏡下前立腺摘除術における腹壁末梢神経ブロック(PNB)と筋弛緩薬の投与量による術野の筋弛緩作用への影響を検討したものである。PNBの有無により2群に分け、PNB群では中等度の筋弛緩、非PNB群では深い筋弛緩で管理を行った。気腹圧を8 mmHg から12 mmHg に上昇したときの臍帯ポートと腹膜の間の距離 (Δ距離) の変化を評価したが有意差は認められず、術者による主観的な術野の視野評価に関しても有意な差は認められなかった。 この結果により、中等度の筋弛緩に腹壁末梢神経ブロックを併用すると深い筋弛緩により得られる術野視野と同等であることが示唆された。
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| 研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は、腹部末梢神経ブロックの使用が術野に及ぼす影響を評価した最初の研究である。本研究の結果から中等度の筋弛緩状態であっても腹壁末梢神経ブロックを併用することで深い筋弛緩状態と同等の術野視野が得られると考えられた。鎮痛効果も含め、術中の麻酔薬の使用量や拮抗薬使用量の減少も認めており、費用削減効果も期待される。 本研究では主観的な評価であるSRSだけでなく、実際に気腹圧の変化による臍帯ポートと腹膜の間の距離を計測したことで客観的な指標が加えられた。群間での有意差は認められなかったものの、気腹圧の上昇によりすべての患者で距離が延長したことから検討方法として有用と考えられた。
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