研究課題/領域番号 |
21K16581
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分55060:救急医学関連
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研究機関 | 日本医科大学 |
研究代表者 |
倉橋 和嘉子 日本医科大学, 大学院医学研究科, 研究生 (80792944)
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研究期間 (年度) |
2021-04-01 – 2025-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2023年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2022年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2021年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | microRNA / 腸間膜リンパ液 / 出血性ショック / 肺障害 / rat / リンパ液 |
研究開始時の研究の概要 |
2021年は肺組織のmRNAをマイクロアレイで解析し、in silicoでmiRNAを絞り込み、target遺伝子を同定する。 2022年、2023年はexosomeを作製し、肺障害をエバンスブルーを用いて観察する。また蛍光色素を使用し、標的となる肺組織の細胞を同定する。
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研究実績の概要 |
血性ショック後腸間膜リンパ液は、好中球の活性化および血管内皮細胞の透過性の亢進という機序により肺障害を起こすことが分かり、その一因として腸間膜リンパ液内の複数の炎症メディエーターが報告されている。しかしこれらが生理活性を保ったままいかに遠隔臓器まで運ばれるかの説明には至っていない。 miRNAはmRNAの翻訳を阻害と切断することによって、複数の標的遺伝子を制御する。miRNAはexosomeなどを介して遠隔臓器細胞まで安定して移動することができ、レシピエントの遠隔臓器細胞内でも機能を発揮できる。 申請者らは先行研究においてmiRNAがexosomeを介してリンパ液内を移動し、遠隔臓器の細胞に取り込まれることを報告した。 本研究は出血性ショック後の肺障害の発生にはmiRNAが関与していると考え、その同定を行い、ショック後肺障害の発生機序を解明することを目的とした。 本研究では、出血性ショック蘇生前後で発現量に変化を認めるmiRNAがリンパ液中、肺組織中に複数個存在することを確認している。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
一身上の都合で、研究を一時中断していた。
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今後の研究の推進方策 |
検出されたmiRNAをバイオインフォマティクス的に解析する。また出血性ショック蘇生前後で発現量に変化を認めるmRNAをリンパ液中、肺組織中で測定する。そのうち関係が考えられ、影響があると推測できるmiRNAを同定する。
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