研究課題/領域番号 |
21K16911
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分56060:眼科学関連
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研究機関 | 佐賀大学 (2023) 福岡大学 (2021-2022) |
研究代表者 |
海津 嘉弘 佐賀大学, 医学部附属病院, 助教 (50876521)
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研究期間 (年度) |
2021-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2022年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2021年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 光干渉断層血管撮影 / 糖尿病網膜症 / OCTA / 網膜血流速度 / 網膜スキャン間時間 |
研究開始時の研究の概要 |
DR症例および健常眼を対象に、キヤノン社製機種OCT HS-100を用いてOCTA撮影を行う。3種類のIT設定で5回ずつ撮影を行い、加算平均画像を取得する。3種類の加算OCTA画像を比較し、血管描出に違いのある箇所を検出し、その数や網膜血管密度値との関係を健常眼やDRの病期で比較する。また血管描出に違いのある箇所の経時的な変化を評価し、網膜無灌流領域への進行予測が可能であるか検討する。
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研究成果の概要 |
糖尿病網膜症(DR)患者を対象に、複数の網膜スキャン間時間設定で光干渉断層血管撮影(OCTA)を行い、従来撮影では検出できなかった血流の遅い網膜血管構を描出・評価することで、DR診療における有用な知見を探索した。撮影で得たOCTA画像を画像解析ソフトを用い解析 し、 血流の遅い網膜血管の検出や形態的特徴の解析、その分布や量を評価を行った。また、それらの研究成果を英語論文にまとめ発表した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
複数の網膜スキャン間時間設定を用いて光干渉断層血管撮影(OCTA)撮影することで、糖尿病網膜症の早期診断や正確な病期判定に有用である可能性が示唆された。
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