研究課題/領域番号 |
21K16923
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分56070:形成外科学関連
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
片山 泰博 京都大学, 医学研究科, 特定病院助教 (80842434)
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研究期間 (年度) |
2021-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2023年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2022年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2021年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | コンドロイチン硫酸 / ケロイド |
研究開始時の研究の概要 |
ケロイドは難治性で再発率が高く十分な治療法が存在しない疾患である。ケロイドにはコンドロイチン硫酸が蓄積しているがその機能的役割については十分に解明されていない。本研究の目的は、コンドロイチン硫酸によるケロイド由来線維芽細胞の機能制御メカニズムと、コンドロイチン硫酸のケロイドの病態における役割について明らかにすることである。
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研究実績の概要 |
今年度はストックの細胞を利用して評価を行った。コンタクチンについて発現レベルを評価したが検出感度以下であった。 ケロイドの発生において、コンドロイチン硫酸の蓄積が端緒なのか検証するため、正常皮膚由来線維芽細胞において、コンドロイチン硫酸を大量に投与し培養す る条件で検討を行ったが、結果にばらつきがあり、さらに条件検討を行う必要がある状況となった。 インテグリン抗体を使用した実験では抗インテグリン ベータ1抗体の添加時にコンドロイチン硫酸によるケロイド由来線維芽細胞の増殖効果がみられなくなる ことを見出した。この系ではウエスタンブロッティングによりPI3KからAKTのリン酸化も抑制されており、現在検討しているメカニズムにおいてインテグリン ベータ1の 関与が強いことを示唆するものと考えられる。インテグリン ベータ1は通常他のサブタイプのインテグリンと二量体を形成しており、他のインテグリンの関与に関する検討も行う必要がある。追加でFACSにより、CS投与下でのKFの増殖を評価する実験を開始した。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
患者検体が得られない状況は変わらないので、ストックの細胞で実験を行う予定とした。研究補助員も活用し実験を行う予定である。
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今後の研究の推進方策 |
FACSを活用し解析環境を構築し解析を進めてい く。
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