研究課題/領域番号 |
21K17003
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分57040:口腔再生医学および歯科医用工学関連
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
SUN LU 東北大学, 歯学研究科, 助教 (10897606)
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研究期間 (年度) |
2021-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2022年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2021年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
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キーワード | osteoblast / zirconia / cell adhesion / syndecan / RGD / osteoblastic cell / HSPGs / ジルコニア / メカノバイオロジー / 生体親和性 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究では、RNAiスクリーニングを用いてナノジルコニアへの骨芽細胞の接着と形態維持に必須なHSPG遺伝子Xを同定する。次に、この遺伝子Xの存在が、メカノバイオロジカルな骨芽細胞分化の制御因子であるERKの活性に与える影響を検討する。また、遺伝子Xの変異体導入による細胞形態やジルコニアに対する接着動態の検討により、遺伝子Xのメカノバイオロジカルな細胞形態制御機構を解明し。マイクロアレイにより、関連遺伝子間のクロストークについて検討を行い、骨芽細 胞の活性化機構を明らかにする。以上により、ジルコニア材料の生体親和性がHSPG遺伝子Xを介して発揮される分子メカニズムを明らかにすることを目的とする。
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研究成果の概要 |
本研究では、ジルコニアが有する生体親和性の分子メカニズムをメカノバイオロジーとセルバイオロジーの観点から解明する。申請者が取り組んできたRNAiスクリーニングを共焦点顕微鏡解析系にて応用構築し、ジルコニア上における骨芽細胞のメカノバイオロジカルな形態形成および細胞付着に関与する遺伝子を特定する。次に、対象遺伝子の変異体導入解析により骨芽細胞の形態制御機構とシグナル伝達系との関連を明らかにする。さらに、対象遺伝子のノックアウトマウスを作出し、ジルコニアインプラントのOsseointegrationに関する表現型解析を行う。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
Zirconia is a potential material for dental implants, but still exist shortcuts such as high toughness, low-temperature degradation and long-term stability. In this study, we intend to investigate the cell ability on zirconia, detect the mechanism behind, and aiming to improve zirconia materials.
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