研究課題/領域番号 |
21K17017
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分57040:口腔再生医学および歯科医用工学関連
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研究機関 | 北海道医療大学 |
研究代表者 |
高田 紗理 北海道医療大学, 歯学部, 助教 (30835781)
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研究期間 (年度) |
2021-04-01 – 2025-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2023年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2022年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2021年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | カーボンナノ物質 / カーボンナノホーン / 骨形成 / チタン合金 / 表面修飾 / インプラント / 泳動電着 / チタン |
研究開始時の研究の概要 |
歯科インプラント材料の表面処理のひとつである陽極酸化処理により、機械研磨処理に比較し骨形成を促進することが報告されている。申請者らは、これまでにナノサイズのカーボン新素材であるカーボンナノホーン(CNHs)の生体適合性や骨芽細胞様細胞の増殖を促進することを明らかにし、インプラント材料への応用を進めてきた。本研究では、CNHsにより表面修飾を行った陽極酸化チタンの特徴的な骨形成メカニズムを解析するとともに、チタン合金へのCNHsの表面修飾の可能性を検討し、CNHs修飾陽極酸化チタンを用いた短期間でのオッセオインテグレーション獲得を可能とする新しいインプラント材料の開発を目的とする。
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研究実績の概要 |
カーボンナノホーン(CNHs)は高い生体適合性を示し、骨芽細胞様細胞の増殖を促進することが明らかにされている。その特性を生かし、申請者らはCNHsのインプラント材料への応用を進めてきた。本研究においては、インプラント治療における早期のオッセオインテグレーション獲得による安定的な即時荷重の実現を目指し、新たな表面修飾チタンを開発することを目的として、以下の3点を行う。 1)純チタンおよびチタン合金を用いたCNHs表面修飾試料の作製 2)CNHsの骨芽細胞および幹細胞へのタンパク・遺伝子レベルでの影響評価 3)各試料間のデータの比較検討
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
所属機関が変更となったのち、環境の再構築を行っていたため予定通りの研究推進が困難となっていた。
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今後の研究の推進方策 |
予定は遅れているが、計画を変えることなく推進する予定である。
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