研究課題/領域番号 |
21K17114
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分57060:外科系歯学関連
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研究機関 | 岡山大学 |
研究代表者 |
小野 早和子 岡山大学, 医歯薬学域, 助教 (40836673)
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研究期間 (年度) |
2021-04-01 – 2025-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2023年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2022年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2021年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 口腔扁平上皮癌 / 口腔癌 / 若年者 / AYA世代 / 臨床病理学的所見 |
研究開始時の研究の概要 |
40歳以下の若年者における口腔癌の発生が増加傾向にある。口腔癌の進展は患者の予後とQOLに大きく関わるが、若年者の口腔癌の発生や進展のメカニズムは未だ明らかではない。近年、Yes関連蛋白質(YAP)が口腔癌の発生やその進展に関わる重要因子であることが報告されている。若年者OSCC組織材料にて、YAPを中心とした癌関連因子を同定することにより、若年者口腔癌の発生と動態、予後予測因子の解明につながると考える。若年者口腔癌の発生とその進展に関わる重要因子が解明されれば、若年者口腔癌に特異的な癌関連因子に着目した新規腫瘍抑制治療の開発が可能となり、今後口腔癌患者の予後とQOL向上に寄与できると考えた。
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研究実績の概要 |
若年者口腔扁平上皮癌の発生における分子病理学的な因子の同定のため、若年者口腔扁平上皮癌の症例の病理学的所見についてコントロール群の高齢者口腔癌の症例とともに、網羅的に研究を進めている。多施設共同研究であるが、協力施設からの後付けで参加依頼があり、さらなる倫理申請書の修正と調整を行った。 収集した若年者症例と高齢者症例について組織学的な評価や免疫組織化学的手法、RNA scopeによる分子病理学的評価を行っている。評価項目としてはp53免疫染色のパターンや、ハイリスクHPVの有無である。予想以上にRNA scopeの手技が煩雑で、時間がかかり、予定していた段階より進行がやや遅れている状態である。今後まだ協力施設の症例収集とともに、現時点でのデータを纏め、学会発表を行う予定である。 また令和6年度より新たに研究協力者が加わるため、研究を加速させ遅れを取り戻す予定である。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
ハイリスクHPVの有無を調べるため、RNAscopeを導入した。しかし予想以上に手技が煩雑で時間がかかり、当初の予定より、やや進捗状況は遅れている。
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今後の研究の推進方策 |
令和6年度からいままでの研究データを纏め、学会発表を行い、論文投稿まで目指す予定である
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