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TGF-β/Rasシグナルを分子標的にした口蓋突起癒合不全制御への挑戦

研究課題

研究課題/領域番号 21K17159
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分57070:成長および発育系歯学関連
研究機関大阪大学

研究代表者

青山 剛三  大阪大学, 大学院歯学研究科, 招へい教員 (00838542)

研究期間 (年度) 2021-04-01 – 2023-03-31
研究課題ステータス 完了 (2022年度)
配分額 *注記
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2022年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2021年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
キーワード二次口蓋の癒合 / 口唇口蓋裂 / TGF-B / Rasシグナル経路 / TGF-β / Rasシグナル / RREB1 / TGF-B/Rasシグナル / 顎顔面発育不全
研究開始時の研究の概要

TGF-βシグナル伝達経路は口蓋裂に対する治療法開発において主要な分子標的であるが、TGF-βやTGF-βレセプターは生体内の様々な生命現象に関与しており、これらを直接分子標的にした治療は重篤な副作用のため応用が困難であった。そのため、口蓋上皮の癒合におけるTGF-βシグナル伝達経路の詳細な分子経路を明らかにし、口蓋上皮の癒合に特異的な分子標的を検索することが必要であると考える。
そこで今回、TGF-β/Rasシグナル経路が口蓋癒合時の上皮の細胞動態に与える影響を解明し、TGF-β/Rasシグナル経路を分子標的とした口蓋突起癒合不全に対する新規治療法の開発に挑戦する。

研究成果の概要

口蓋突起上皮の動態異常が口蓋裂の発症と大きく関わっていることが知られている。Ras阻害剤投与群において口蓋突起上皮のライブイメージング技術により二次口蓋の上皮除去が阻害されることを見出した。静置培養でも同様にRas阻害剤投与群では口蓋突起癒合が抑制され、E-cadherinおよびp63が口蓋癒合面の内側縁上皮に強発現していた。また、Rasシグナルの下流分子であるRREB1に着目し、Rreb1遺伝子は口蓋癒合面の内側縁上皮に特異的に発現し、Rreb1ノックダウン群では口蓋突起癒合が抑制された。これによりRasシグナルおよびRreb1遺伝子が口蓋突起癒合に重要な因子であることを見出した。

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究は口蓋突起上皮のライブイメージング技術を応用することで、TGF-β/Rasシグナル経路が口蓋突起癒合における細胞動態にどのような影響を及ぼしているかを解明し、Rasシグナル経路を制御するための標的分子を探索する新しい取り組みである。Rasシグナルの標的分子であるRREB1を用いた実験系を確立したことにより、口蓋突起癒合不全に特異性の高いTGF-β/Rasシグナル分子標的治療法の構築を進めていくことが可能になる。

報告書

(3件)
  • 2022 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2021 実施状況報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2022

すべて 雑誌論文 (1件) (うち国際共著 1件、 査読あり 1件、 オープンアクセス 1件)

  • [雑誌論文] Ras signaling and RREB1 are required for the dissociation of medial edge epithelial cells in murine palatogenesis2022

    • 著者名/発表者名
      Inubushi Toshihiro、Fujiwara Ayaka、Hirose Takumi、Aoyama Gozo、Uchihashi Toshihiro、Yoshida Naoki、Shiraishi Yuki、Usami Yu、Kurosaka Hiroshi、Toyosawa Satoru、Tanaka Susumu、Watabe Tetsuro、Kogo Mikihiko、Yamashiro Takashi
    • 雑誌名

      Disease Models & Mechanisms

      巻: 15 号: 2

    • DOI

      10.1242/dmm.049093

    • 関連する報告書
      2021 実施状況報告書
    • 査読あり / オープンアクセス / 国際共著

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公開日: 2021-04-28   更新日: 2025-11-21  

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