研究課題/領域番号 |
21K17200
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分57080:社会系歯学関連
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研究機関 | 鹿児島大学 |
研究代表者 |
山下 薫 鹿児島大学, 医歯学域歯学系, 講師 (50762613)
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研究期間 (年度) |
2021-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2023年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2022年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2021年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 自律神経活動 / 心理 / 高血圧 / 音楽 / 歯科治療 / 抜歯 / 自律神経 / 聴覚 / 超高齢社会 |
研究開始時の研究の概要 |
超高齢社会を背景に、高血圧患者の歯科治療を行う機会が増加している。高血圧患者の歯科治療は、歯科騒音による聴覚ストレス・痛み・不安・緊張による自律神経系の変動から異常高血圧などの全身的偶発症を引き起こす可能性が高く、安全な歯科治療を行うためには自律神経変動の管理が重要である。 本研究では、超高齢社会における安全な歯科治療環境の構築を目指し、高血圧患者の音楽聴取環境下での抜歯中の自律神経系と心理状態を解析する。さらに、動物実験モデルの高血圧群と健常群を比較して、音楽聴取に対する自律神経系の反応性や免疫組織学的解析を行い音楽聴取に対する自律神経応答のメカニズムを明らかにすることを目的とする。
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研究成果の概要 |
超高齢社会を背景に、高血圧患者の歯科治療を行う機会が増加している。高血圧患者の歯科治療は、歯科騒音による聴覚ストレス・痛み・不安・緊張による自律神経系の変動から異常高血圧などの全身的偶発症を引き起こす可能性が高く、安全な歯科治療を行うためには自律神経変動の管理が重要である。高血圧患者に安全な歯科治療環境の構築を行うことを目的として、抜歯中の自律神経系・循環動態・心理状態の測定を行なった。今後Nを増やし、自律神経系、循環動態、心理状態の生体パラメータを解析し、高血圧患者への抜歯が生体へ与える影響を解析する予定である。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は、高血圧患者の音楽聴取の有用性を検討する研究であり、これまでの研究において確立した「歯科治療中の自律神経活動の評価・解析モデル」を使用し、音楽聴取の有用性を検討し、高血圧患者の安全な歯科治療環境につながる知見を得ようとする点に学術的意義・社会的意義があると考える。
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