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冠動脈カテーテル治療患者の術後QOLと予後に関する疫学研究

研究課題

研究課題/領域番号 21K17232
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分58010:医療管理学および医療系社会学関連
研究機関慶應義塾大学

研究代表者

澤野 充明  慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 共同研究員 (00796104)

研究期間 (年度) 2021-04-01 – 2023-03-31
研究課題ステータス 完了 (2022年度)
配分額 *注記
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2023年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2022年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2021年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
キーワード安定型狭心症 / QoL / 予後 / レジストリー / 心不全 / 冠動脈疾患 / カテーテル治療 / 生活の質
研究開始時の研究の概要

近年は待機的な冠動脈カテーテル治療に対しての適切性基準や国際共同ランダム化比較試験である ISCHEMIA試験の結果を受け、各国の診療ガイドラインが見直しされており、冠動脈カテーテル治療の適応を予後成績よりも症状改善を標的とした内容へと変更が求められている。そこで本研究では、本邦での①安定型狭心症へ冠動脈カテーテル治療を実施した患者における質問表を用いた遠隔期のQoL評価、②質問表以外の方法によるQoL向上予測因子の探索、および③これら QoL指標と長期予後との関連を虚血性心疾患患者の中でも、特に重篤であるとされる心不全の合併症例に主眼に検証することである。

研究実績の概要

本研究での第一の目的は、①安定型狭心症に対して冠動脈カテーテルインターベンション(以後PCI)を実施した患者でISCHEMIA試験同様のQoL改善が得られるか を国内において検証することである。第二の目的は、②質問表以外の方法によるQoL向上予測因子を探索することである。質問表は、患者の生活状況をよく反映 できる長所がある反面、記入事項が多く、時間的制約が強い外来診療で繰り返し評価することは容易ではない。質問表で認められたQoL向上と相関の強く、かつ 簡易的に収集可能なバイオマーカーの探索が必要とされている。第三の目的は、③ISCHEMIA試験で除外基準に設定されていた、心不全を伴う冠動脈疾患患者(虚 血性心筋症患者)でのQoLおよび長期予後を検証することである。超高齢化を迎えた我が国では心不全パンデミックが問題となっているが、心不全の代表的な原 因として冠動脈疾患が挙げられる。2021年度、2022年度は、本研究の土台となるJapan Cardiovascular Database-Keio interhospital Cardivascular Study 以 後JCDKiCSレジストリー:UMIN000004736のPCI患者データ入力を実施した。

報告書

(2件)
  • 2022 実績報告書
  • 2021 実施状況報告書

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公開日: 2021-04-28   更新日: 2023-12-25  

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