研究課題/領域番号 |
21K17237
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分58010:医療管理学および医療系社会学関連
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研究機関 | 奈良県立医科大学 (2022) 四天王寺大学 (2021) |
研究代表者 |
松田 常美 奈良県立医科大学, 医学部, 准教授 (90636119)
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研究期間 (年度) |
2021-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2022年度)
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配分額 *注記 |
2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2023年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2022年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2021年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | スキンーテア / 療養病床 / 介護療養病床 / スキン‐テア |
研究開始時の研究の概要 |
スキン‐テアは、通常の医療や療養環境の中で発生する皮膚の急性創傷であり、高齢者の脆弱な皮膚に発生のリスクが高い。近年、高齢者の療養の場所は療養病床や介護療養病床を有する施設、在宅にまで広がりをみせ、これらの場所での多くの日常生活援助を看護の専門知識を持たない医療従事者(以下、援助者とする)が担うが、援助者のスキン‐テアの認識やスキン‐テア発生時の具体的な状況やその時の対応の報告はみられない。 本研究では、療養病床や介護療養病床を有する施設で勤務する援助者のスキン‐テアの認識や発生時の具体的な状況、発生時の対応について明らかにし、援助者のスキン‐テアの予防策と看護師との連携方法の構築を目的とする。
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研究実績の概要 |
「摩擦・ずれによって、皮膚が避けて生じる真皮深層までの損傷(部分層創傷)」をスキン(Skin:皮膚)‐テア(Tear:断裂、引き裂く)といい、通常の医療や療養環境の中で発生する皮膚の急性創傷で、高齢者の脆弱な皮膚に発生のリスクが高い。高齢者の療養の場所である療養病床や介護療養病床を有する施設などでは、看護の専門知識を持たない援助者が日常生活援助の一端を担うことになる。 本研究の目的は、療養病床や介護療養病床を有する施設で勤務する援助者の、スキン‐テアの認識やスキン‐テア発生時の具体的な状況やその時の対応について明らかにし、日常生活援助を通し、療養環境を提供する援助者に特有のスキン‐テアの予防策と看護師との連携方法を構築することである。 第1段階でスキン‐テアの発生状況の調査を行う計画とし、今年度は、2021年度に文献検討で抽出した調査項目を新たに整理し、倫理申請を行った。また、研究協力施設に具体的な調査内容を伝え調査開始のための調整を行ったが、クラスターが発生し実態調査が行えなかった。次年度に調査を早急に行うとともに、第2段階で実施するインタビュー調査のための倫理申請の準備を行った。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
研究協力施設でクラスターが発生し、データ収集の日程調整など遅れが生じたため。
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今後の研究の推進方策 |
遅れている実態調査を進めると同時に、次の段階であるインタビュー調査の準備及び倫理審査の判定後に、調査を進めていく。
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