研究課題/領域番号 |
21K17299
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分58030:衛生学および公衆衛生学分野関連:実験系を含まない
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研究機関 | 産業医科大学 |
研究代表者 |
日野 亜弥子 産業医科大学, 産業生態科学研究所, 助教 (10805310)
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研究期間 (年度) |
2021-04-01 – 2025-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2023年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2022年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2021年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 過重労働 / 精神的健康 / ウェアラブル端末 / 生理指標 / ウエアラブル端末 |
研究開始時の研究の概要 |
長時間労働は社会問題となっているにもかかわらず,長時間労働と精神的健康との関連は一貫した知見が得られておらず,また,長時間労働が身体的・精神的健康へ影響を与えるメカニズムについても解明されていない。本研究では,労働者を対象に縦断的に調査を実施し,ウエアラブル端末を用いて,労働時間と心身の健康状態をリアルタイムで客観的に評価する。さらに,健康診断を活用して動脈硬化に関連する生体試料を収集して,長時間労働が労働者の心身の健康に影響を与えるメカニズムを明らかにすることを目的としている。
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研究実績の概要 |
長時間労働は社会問題となっているにもかかわらず,長時間労働と精神的健康との関連は一貫した知見が得られていない。また,長時間労働が身体的・精神的健康へ影響を与えるメカニズムについても解明されていない。本研究は,労働者を対象に縦断的に調査を実施し,ウェアラブル端末を用いて労働時間と心身の健康状態をリアルタイムで客観的に評価する。さらに,健康診断を活用して動脈硬化に関連する生体試料を収集し,長時間労働が労働者の心身の健康に影響を与えるメカニズムを明らかにすることを目的としている。 令和3年度は既存データを用いた予備的な解析を行い,その結果を国内外の学会や英文誌に公表した。令和4年度は調査対象企業を選定し,ウェアラブル端末を用いてデータ収集を行う予定としていたが,令和4年7月より産休・育休を取得しているため研究活動を中断している。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
令和4年7月より産休・育休を取得しているため研究活動を中断している。そのため,令和4年度に予定していた研究計画のほとんどを遂行できなかった。
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今後の研究の推進方策 |
令和5年度より復職し,研究を再開する予定である。ウェアラブル端末の選定,調査票の作成を行い,調査対象企業が決まり次第,速やかにデータ収集が遂行できるように,産業医科大学倫理委員会へ提出するための資料作成を行う。初めに少人数を対象とした予備調査を行い,調査実施上の課題を抽出し,その対策を検討した後,対象者数を増やした本調査を実施する予定である。
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