研究課題/領域番号 |
21K17310
|
研究種目 |
若手研究
|
配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分58030:衛生学および公衆衛生学分野関連:実験系を含まない
|
研究機関 | 奈良県立医科大学 |
研究代表者 |
山上 優紀 奈良県立医科大学, 医学部, 助教 (90823956)
|
研究期間 (年度) |
2021-04-01 – 2025-03-31
|
研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
|
配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2023年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2022年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2021年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
|
キーワード | COVID-19 / 身体活動 / アクチグラフ / サルコペニア / フレイル / 疫学 / コホート研究 |
研究開始時の研究の概要 |
COVID-19感染拡大によって人々の身体活動低下とそれに伴うサルコペニア・フレイルの増加が危惧される。本研究の目的は、コホート研究の参加者2100名のCOVID-19感染拡大による身体活動の変化とサルコペニア・フレイルの新規発症を明らかにすること、COVID-19感染拡大の健康影響を受けやすい対象特性を明らかにすることである。さらに感染拡大前年にベースライン調査を行った700名に客観的身体活動の再測定を行い、詳細な身体活動の変化と疾病罹患との関係を分析する。
|
研究実績の概要 |
COVID-19の感染拡大により人々の身体活動低下とそれに伴うサルコペニア・フレイルの増加が危惧される。本研究の目的は、コホート研究の参加者のCOVID-19感染拡大による身体活動の変化とサルコペニア・フレイルの新規発症を明らかにすること、感染拡大の健康影響を受けやすい対象特性を明らかにすることである。 さらに感染拡大前にベースライン調査を行った700名に客観的身体活動の再測定を行い、詳細な身体活動の変化と疾病罹患との関係を分析する。研究開始時のCOVID-19の感染拡大状況を踏まえて会場調査を郵送調査へ切り替え、アクチグラフによる客観的身体活動およびサルコペニア・フレイルの新規発症を調査することとした。 令和5年度は取得した対象者のデータ入力と分析を実施した。予定の倍以上の対象者が集まりデータ収集と入力に時間がかかったこと、年度途中より研究者が私的事由により研究活動を休止したため、研究期間を延長した。本年度はCOVID-19の感染拡大による身体活動の変化とサルコペニア・フレイルの新規発症の要因を明らかにするための分析を引き続き行う。
|
現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
当該年度は対象者データを用いて記述統計や単変量分析を実施した。 予定の倍以上の申し込みがあり、データ取得や入力に時間がかかったこと、年度途中より研究者が私的事由により休業したため、研究期間を延長したが、予定人数700人を大幅に上回る1492人のデータを取得することができた。今年度はCOVID-19の感染拡大による身体活動の変化とサルコペニア・フレイルの新規発症の要因に関する詳細なデータ分析および論文化を進める予定である。
|
今後の研究の推進方策 |
今年度はデータ分析および論文化を進める。COVID-19の感染拡大による身体活動の変化とサルコペニア・フレイルの新規発症と影響を及ぼす要因を明らかにする。
|