研究課題/領域番号 |
21K17330
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分58040:法医学関連
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研究機関 | 防衛医科大学校(医学教育部医学科進学課程及び専門課程、動物実験施設、共同利用研究施設、病院並びに防衛 |
研究代表者 |
細谷 直 防衛医科大学校(医学教育部医学科進学課程及び専門課程、動物実験施設、共同利用研究施設、病院並びに防衛, 法医学, 助教 (40782529)
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研究期間 (年度) |
2021-04-01 – 2025-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2024年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2023年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2022年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2021年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | カテーテルアミン / microRNA / 動物実験 / deep sequence / カテコールアミン / 拘束性ストレス / 臓器特異性 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究はラットにカテコールアミン投与や拘束性ストレスを加えたときに心臓のmicroRNAの量が変化するかを調査するものである。特に心臓では心室・心房での違いや左右差について注目する。 カテコールアミン投与や拘束性ストレスはこれまでに致死的不整脈を惹起することが知られているが、不整脈が起こったかについては解剖特定することが難しい。本研究では解剖で使用できる不整脈の客観的指標が見つかる可能性がある。
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研究実績の概要 |
β刺激薬を投与したラットの左右心房・心室を取り出し、microRNAについてのRNA sequencing について外注検査を依頼した。その結果、これまで心室のデータで得られていた発現RNAと大幅な違いがみられたため、この差異についてこれまで実験を再検証している。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
これまでの実験結果と大幅に異なる内容の結果が得られたため、再検証が必要となった。 再検証に際して次世代シークエンサーが必要となるが、これまで使用していた機器が故障により使用できくなったことに加えて、当施設に令和6年度に最新機種が設置される予定であり、その使用開始可能となる時期に向けて待機している。
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今後の研究の推進方策 |
再度次世代シークエンサーを使用したRNA sequencingを行い、これまでの実験結果との整合性を検証する。この結果から心房・心室間でのβ刺激薬に対する反応性の違うmicroRNAを検出し、real-time PCRで各microRNAの発現変動の確認をする。 これらの結果を元にしてmicroRNAに対応するターゲットmRNAを予測し、PCR等によって連動した発現が変化するかを確認する。 発現変動があるmicroRNAが見つけられた場合には、それらのmicroRNAが時間経過で変動するか、またβ刺激薬の量によって変動するかについての動物実験を追加していく。
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