研究課題/領域番号 |
21K17344
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分58050:基礎看護学関連
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研究機関 | 杏林大学 (2023) 東京大学 (2021-2022) |
研究代表者 |
市川 奈央子 杏林大学, 保健学部, 講師 (20756150)
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研究期間 (年度) |
2021-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2023年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2022年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2021年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | プロフェッシナリズム / 看護職 / 後期キャリア / 看護管理 / プロフェッショナリズム / 後期キャリア看護職 / キャリア中期 / キャリアデザイン / キャリア形成 / キャリアアンカー |
研究開始時の研究の概要 |
本邦では40代以上の看護職が働く割合が年々増加し、臨床現場を支える要となっている。40代以上の看護職は所属組織での影響力もあり、プロフェッショナリズムを備えた40代以上の看護職が確保されることで医療・看護の質を担保できる。 本研究では、40代以上の看護職が就業・離職・復職などのあらゆる経験を通して、どのような要因でプロフェッショナリズムを高め、自身のキャリアをどのように考えているか実態を明らかにする。さらに40歳以上の看護職が継続的にプロフェッショナリズムを向上させながらキャリアを継続できるようにする具体的な支援システムを構築することを目指す。
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研究成果の概要 |
40代以上の看護職(後期キャリア看護職)が継続的にプロフェッショナリズムを高めながらキャリアを積み重ねていくために必要な支援システムの構築を目指した。第1段階の調査として、後期キャリア看護職が就業・離職・復職などのあらゆる経験を通して、どのような要因がプロフェッショナリズムを高めうるかをヒアリング調査とアンケート調査により明らかにした。第2段階として支援システムの検討をするために後期キャリア看護職が多数就業する病院の看護管理者や労働・キャリアに関する研究者にインタビュー調査を実施し後期キャリア看護職への支援時に重視するべきことを明らかにした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
後期キャリア看護職のプロフェッシナリズムを継続的に高めるための要因を明らかにし、さらにそれを支援するための方策を検討した。本邦では40代以上の就業している看護職の割合は増加する傾向にあり、今後ますます臨床実践の場を支える要になることが考えられる。看護の質にかかわるプロフェッショナリズムを向上させながら40代以上の看護職がキャリアを継続していくための支援策を構築することで国民に提供される医療・保健の質を高く維持することへの貢献が期待できる。
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