研究課題/領域番号 |
21K17355
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分58060:臨床看護学関連
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研究機関 | 群馬大学 |
研究代表者 |
京田 亜由美 群馬大学, 大学院保健学研究科, 助教 (00803751)
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研究期間 (年度) |
2021-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2022年度)
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配分額 *注記 |
2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2023年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2022年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2021年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | がん看護 / 終末期 / 生と死 / コミュニケーション / 教育 |
研究開始時の研究の概要 |
看護師は、信頼関係を基盤に終末期がん看護を行う必要がある。しかしながら、死にまつわる対話は看護師であっても強い困難感を抱く。そのため本研究の目的は、一般看護師を対象とした、終末期がん患者と看護師の信頼関係を基盤とした死にまつわるコミュニケーション促進教育プログラムの開発とその評価を行うことである。これにより、看護師の困難感を軽減させ、患者の意思決定支援を促進させる効果が期待できる。
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研究実績の概要 |
本研究は、一般看護師を対象とした、終末期がん患者と看護師の信頼関係を基盤とした死にまつわる対話促進教育プログラムの開発と評価を目的としている。2022~23年度は、StageⅠ:関係を基盤とした死にまつわる対話促進教育プログラムの開発と、StageⅡ:死にまつわる対話促進教育プログラム介入と評価を行う予定であった。 (1)前年度に引き続き、教育問題に応じた教育プログラムの修正を行った。具体的には、がん看護専門看護師12名への事前調査に加え、10名のフォーカスグループインタビューを行った。この結果を受けて、看護師の困難とがん看護教育の現状を考慮したコミュニケーション教育プログラムに修正を行った。研究成果は、第18回群馬がん看護フォーラムでの発表およびTHE KITAKANTO MEDICAL JOURNAに投稿し、受理された(印刷中)。
(2)死にまつわる対話促進教育プログラム介入では、5名のがん看護専門看護師から研究協力を得られ、各施設で実施可能な教育プログラムの検討を行っている。現在、研究倫理審査に向けた書類を作成中である。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
前年度のがん看護専門看護師への質的帰納的研究が遅れていたため、介入研究の開始に至らず、当初予定より遅れが生じている。介入研究への研究協力者を募ることで対応中である。
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今後の研究の推進方策 |
研究協力者を5名募ることで、教育プログラムの介入研究を推進させていく。
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