研究課題/領域番号 |
21K17381
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分58060:臨床看護学関連
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研究機関 | 共立女子大学 (2022) 国立研究開発法人国立国際医療研究センター (2021) |
研究代表者 |
門脇 緑 共立女子大学, 看護学部, 助教 (40882410)
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研究期間 (年度) |
2021-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2023年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2022年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2021年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | アドバンスケアプランニング / 高齢者 / 意思決定支援 / がん / がん看護 / 高齢がん患者 |
研究開始時の研究の概要 |
我が国は超高齢化社会を迎え、がん死亡者の約8割が65歳以上で占められている。通院治 療中の高齢がん患者は認知機能が低下していることもあり、治療の意思決定や治療遵守、有害事象の対応に支障を来し、適切な医療・ケアにつ ながっていない。認知機能は進行性に低下していくため、人生の最終段階における医療やケアについて事前に考えていくためのAdvance care p lanning (ACP)を行っていくことが推奨されている。本研究目的は、高齢がん患者に対して高齢者の特徴に配慮したQPLを用いたACPプログラム を開発し、その有効性を検証することにある。
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研究実績の概要 |
本研究目的は、急増している高齢がん患者に対して適切な医療・ケアが実現することを目的に、高齢者の特徴に配慮した視覚的資材を多用した理解しやすいACP プログラムを開発し、その有効性を検証することにある。1: 高齢進行がん患者に対するACPプログラムに関する文献検討高齢進行がん患者を対象としたACPに関 する質的研究や介入研究について文献を実施した。治療や今後のことを話し合う面談で尋ねたい質問/尋ねられたことのある質問、治療や今後のことを話し合う 面談で患者・家族にとって重要だと思うことについてアイテムプールを作成した。さらに、高齢進行がん患者を対象としたインタビュー調査を実施し分析中である。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
所属変更に伴い、予定通りのエフォートを配分できなかったために研究プロトコル作成・倫理審査が進められていない状況にある。また、フィールドの変更に伴い介入研究が難しく研究計画の変更が必要である。
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今後の研究の推進方策 |
フィールドを変更したうえで関係者との調整、対象選定を検討しながら研究計画を検討していく必要がある。
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