研究課題/領域番号 |
21K17404
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分58070:生涯発達看護学関連
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研究機関 | 愛知医科大学 |
研究代表者 |
林 文子 愛知医科大学, 看護学部, 講師 (80782234)
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研究期間 (年度) |
2021-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2023年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2022年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2021年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 妊娠糖尿病 / サルコペニア / 骨格筋量 / 血糖値 / 歩行指導 |
研究開始時の研究の概要 |
妊娠糖尿病は将来の2型糖尿病発症の危険因子として世界で注目されている。日本でも産後約10年で約20%の妊娠糖尿病既往女性が2型糖尿病を発症し、妊娠糖尿病予防は喫緊の課題である。肥満の予防や改善には食事療法が有効だが、日本人は非肥満者であっても妊娠糖尿病を発症する。そこで、「生殖可能年齢にある女性が不活発な生活習慣により適切な骨格筋量が不足しているサルコペニアで、妊娠糖尿病を発症しやすい」との仮説を立てた。これまで応募者は妊婦の妊娠糖尿病予防や妊娠糖尿病患者の血糖管理に歩行が有効であることを明らかにした。本研究では妊娠前の一次予防策としての歩行指導を検討する。
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研究実績の概要 |
新型コロナウイルス感染症の感染拡大により、研究実施施設より研究協力が得られない状況であった。そのため、研究を中止せざるをえない可能性を考慮し、本学の倫理審査委員会への研究計画書の申請を、研究が実施できる目処が立ったのちに行うこととした。そこで、前年度に検討した研究に関する備品や消耗品の購入も延期とした。研究を遂行しかねるあいだに、生殖可能年齢にあたる女性の骨格筋量に関する論文のクリティークを行い、研究に関する知見を深めた。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
新型コロナウイルス感染症の感染拡大により、研究実施施設より研究協力が得られない状況が続いていた。しかし、2023年に、新型コロナウイルス感染症が新型インフルエンザ等感染症から 5 類感染症へ移行する可能性が明らかとなった。新型コロナウイルス感染症が 5類感染症へ移行後は、研究協力が得られる可能性が明らかとなった。
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今後の研究の推進方策 |
2023年5月8日より新型コロナウイルス感染症が5類感染症に位置づけられることから、2023年4月に本学の倫理審査委員会に研究計画書を申請した。現在、倫理申請書の軽微修正を行っており、倫理委員会の承認を得られた後に必要な機器を購入し、研究実施施設と調整を行い、2023年8月-12月までデータ収集を実施する。2024年1月-3月はデータ分析と論文執筆を行う予定である。
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