研究課題/領域番号 |
21K17412
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分58080:高齢者看護学および地域看護学関連
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研究機関 | 神奈川県立保健福祉大学 |
研究代表者 |
黒澤 千尋 神奈川県立保健福祉大学, 保健福祉学部, 助教 (10738884)
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研究期間 (年度) |
2021-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2022年度: 3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2021年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
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キーワード | 地域在住高齢者 / COVID-19 / ロコモティブシンドローム / 基本チェックリスト / Timed Up and Go test / 方向転換 / 遠心加速度 / 高齢者 / フレイル / アセスメント / well-being |
研究開始時の研究の概要 |
新型コロナウイルス感染症の影響で外出自粛を余儀なくされている現在,多くの高齢者が運動を継続できず,今後,要介護高齢者が増加する可能性が懸念されている。重症化リスクの高い高齢者に対して安全面に配慮したアセスメントや介入方法の準備が急務である。そこで本研究は,①外出自粛下でも自立生活や身体機能を維持できたwell-being高齢者の特徴を明らかにする。②高齢者自身で確認することが可能なアセスメント指標およびwell-beingを維持するための介入方法を開発する。③開発した介入方法は,モバイル端末を用いた非接触型介入として実践し,その効果を検証する。
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研究成果の概要 |
新型コロナウイルス感染症の影響で外出自粛を余儀なくされている現在,多くの高齢者が運動を継続できず,今後,要介護高齢者が増加する可能性が懸念されている。重症化リスクの高い高齢者に対して安全面に配慮したアセスメントや介入方法の準備が急務である。そこで本研究は,①外出自粛下でも自立生活や身体機能を維持できたwell-being高齢者の特徴の検討,②高齢者自身で確認することが可能なアセスメント指標の開発,③モバイル端末を用いた非接触型のアセスメントとして実践することを目的とし実施した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
新型コロナウイルス感染症の大流行は,感染症自体のもたらす後遺症だけでなく,外出の機会や社会交流の機会も奪うこととなり,心身ともに大きな影響を与えた。特に高齢者においては,要介護・要支援状態への急速な移行を防ぐための対策が急務であり,運動機能面から外出自粛の影響を分析し,対策として簡易動作計測システムの開発を試みたことは,今後の高齢者支援に貢献できるものであると考えている。
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