研究課題/領域番号 |
21K17417
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分58080:高齢者看護学および地域看護学関連
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研究機関 | 関西医科大学 |
研究代表者 |
森田 理江 関西医科大学, 看護学部, 講師 (70828095)
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研究期間 (年度) |
2021-04-01 – 2025-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2022年度: 130千円 (直接経費: 100千円、間接経費: 30千円)
2021年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | テレワーク / 労働生産性 / メンタルヘルス / セルフマネジメント / COVID-19 / 健康管理 / プレゼンティーイズム / 産業保健 |
研究開始時の研究の概要 |
COVID-19の流行によって、国内では、遅れていたテレワークの導入が急速に進み、テレワークに必要な労働者への支援が確立されないまま、労働者自ら健康や労働時間の自己管理を委ねられることになった。本研究では、テレワークの導入による生活習慣や労働状況の変化と、そこから生じた健康課題を明らかにし、その健康課題がテレワークにおける労働生産性にどのような影響があるのかを検討したい。これらを検討することで、今後の労働環境において、労働者が健やかに働くために必要な健康支援方法を明らかにし、企業や産業保健スタッフによる健康管理の在り方を検討するための基礎資料としたい。
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研究実績の概要 |
国内企業におけるテレワークの導入は、2020年以降のCOVID-19の流行により加速した。テレワークは多様な働き方のひとつとして、ワークライフバランスを重視する新たな労働形態として、社会に浸透しつつある。本研究では、第一にテレワークを行う労働者の生活習慣と労働時間、労働時間帯の変化とそれに伴う健康問題を明らかにすることを目的にし、調査項目の精選のため予備テストとして、定期的にテレワークを行っている労働者へのインタビュー計画を立て、調査項目および健康状態の変化について聞き取りを行う予定である。 テレワークの定着が、メンタル不調者の増加につながっている可能性が指摘されており、テレワークによる新たな健康課題との関連について検討し、労働者に与えるテレワークによる影響を明らかにし、テレワークのための健康管理の手法の検討を進めたい。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
2023年度においても人員体制の大幅な変更のため、研究が中断された状況にあった。新年度は人員が充足したため、本研究を再開できる。
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今後の研究の推進方策 |
予定していたインタビューの対象者には、既にインタビューのスケジュールを立てている。Webアンケート原案を作成し、同様の会社の対象者に予備調査として回答を依頼し、その際に得た感想や意見に基づき、原案を修正して最終版とする。本調査であるWebアンケート は、ロボット型検索エンジンである調査会社による質問紙調査のため、調査開始からデータの受領までは1週間以内で完了できる。
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