高齢者看護に携わる看護補助者のワーク・エンゲイジメント・プロセスモデルの検証

• 研究課題/領域番号: 21K17426
• 研究種目: 若手研究
• 配分区分: 基金
• 審査区分: 小区分58080:高齢者看護学および地域看護学関連
• 研究機関: 千葉県立保健医療大学 (2022); 岩手保健医療大学 (2021)
• 研究代表者: 木内 千晶 千葉県立保健医療大学, 健康科学部, 教授 (20363731)
• 研究期間 (年度): 2021-04-01 – 2024-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2022年度)
• 配分額: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円); 2023年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円); 2022年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円); 2021年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
• キーワード: 看護補助者 / 高齢者看護 / ワーク・エンゲイジメント / ワーク・パフォーマンス / 多職種協働 / ワーク・エンゲージメント

研究開始時の研究の概要

高齢者の回復期・慢性期看護を担う病棟は、療養病床、回復期リハビリテーション病棟、地域包括ケア病棟等多様化している。いずれも看護師の配置が少なく、准看護師や看護補助者が多く配置されている。
看護補助者は介護福祉士等の有資格者もいれば、無資格者も含まれており、高齢者看護の場においては、看護師、准看護師、ならびに看護補助者の多職種がチームとして協働することが不可欠となっている。
本研究は、これまであまり焦点をあてられることの無かった看護補助者を対象にワーク・エンゲイジメント・プロセスモデルを検証し、高齢者看護の場における多職種チームの人的資源管理を検討するものである。

研究実績の概要

本研究は、高齢者看護に携わる看護補助者の心身の健康と、仕事のパフォーマンスを促進するワーク・エンゲイジメント・プロセスモデルを構築しプロセスの特徴を検証することを目的としている。高齢者の回復期・慢性期看護の場は、療養病床、回復期リハビリテーション病棟、地域包括ケア病棟など多様化しており、いずれの病棟も一般病棟より看護師の配置が少ない。そのため、看護職は看護補助者と協働してケアを担っている。本研究では、看護職と看護補助者を合わせた多職種の人的資源管理の促進に取り組みを検討するものである。
令和4年度は、質問紙調査に向けて対象施設の選定を行った。また所属機関が変わったためあらためて倫理審査を受け承認を得た。

現在までの達成度 (区分)

4: 遅れている

理由

質問紙調査を実施する予定であったが、新型コロナウイルス感染症（COVID-19）の影響による研究協力者への負担等を考慮し調査を先送りした。また研究者の所属異動に伴い研究時間の確保が予定通り行えず計画通りに進まなかった。

今後の研究の推進方策

研究対象施設へ調査依頼を行い調査を実施する予定である。研究の進捗が遅れているため、最終年度に研究実施期間を1年間延長し4年で実施する。