研究課題/領域番号 |
21K17474
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分59010:リハビリテーション科学関連
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研究機関 | 和歌山県立医科大学 |
研究代表者 |
横山 真央 和歌山県立医科大学, 医学部, 博士研究員 (60638708)
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研究期間 (年度) |
2021-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2023年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2022年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2021年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | マイクロニードル / マイクロニードルシート / 褥瘡治癒 |
研究開始時の研究の概要 |
褥瘡面にMNLDDSを固定するための最適なマイクロニードル長の検討する。マウス皮膚創傷面への固定に最適なマイクロニードル長は不明である。そこで、褥瘡面にMNLDDSを固定するための最適なマイクロニードル長を決定する。 そしてCCL2の最適な薬剤放出時間の検討を行う。褥瘡治癒に最適な、CCL2の放出時間は不明である。糖尿病モデルを用い最適なCCL2放出時間を求める。 次にMNLDDSによるCCL2の褥瘡への局所的かつ持続的投与の効果の検証を行う。褥瘡治療用MNLDDSを用い、褥瘡の創面にCCL2を局所的かつ持続的に投与した場合の、治癒促進効果の検証を行う。
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研究実績の概要 |
我々は以前、柔軟性があり、強力な止血機能を有するマイクロニードルシートを開発した。それを応用発展させ、局所薬剤持続投与が可能なmicroneedle local drug delivery sheet (MNLDDS)を開発し、それを用いてCCL2を褥瘡部位に投与すれば治癒が促進すると仮説をたてた。褥瘡用MNLDDSを開発し、糖尿病褥瘡モデルマウスに、MNLDDSを用いたCCL2の局所投与を行い、褥瘡治癒が促進するか免疫病理学的に検討を行う。マウス皮膚創傷面への固定に最適なマイクロニードル長は不明であるため、まず褥瘡面にMNLDDSを固定するための最適なマイクロニードル長を決定する。他大学のアドバイスを求めながら作成しているため、COVID-19感染症流行下ではなかなか実験が思うようにすすまなかった。マイクロニードル長が決定すれば、その後、マイクロニードルにより放出されるCCL2の放出時間は不明であるため、糖尿病モデルを用い、治癒状況と照らし合わせながら最適なCCL2放出時間を求める。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
出産のため
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今後の研究の推進方策 |
マウス皮膚創傷面への固定に最適なマイクロニードル長が、適切なCCL2放出時間と連動するとは限らないため、両者を満たしたニードル長を検討する。
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