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光を活用したアスリートの生体リズム調整が早朝や夜間のパフォーマンスに及ぼす影響

研究課題

研究課題/領域番号 21K17616
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分59020:スポーツ科学関連
研究機関早稲田大学

研究代表者

安藤 加里菜  早稲田大学, 総合研究機構, その他(招聘研究員) (80781260)

研究期間 (年度) 2021-04-01 – 2025-03-31
研究課題ステータス 交付 (2023年度)
配分額 *注記
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2023年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2022年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2021年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
キーワード睡眠 / 光照射 / アスリート / 時計遺伝子 / パフォーマンス
研究開始時の研究の概要

本研究では、アスリートを対象に、メガネ型光照射機器を用いて次の3点を明らかにする。まず、①早寝早起きと光の組み合わせが、生体リズムをどの程度変化(前進)させるかを検討する。次に、②遅寝遅起きと光の組み合わせが、生体リズムをどの程度変化(後退)させるかを検討する。さらに、③就寝-起床時刻と光を組み合わせて調整した生体リズムが早朝や夜間のパフォーマンス向上に繋がるかを検討する。

研究実績の概要

生体リズムは、パフォーマンスとの相関が認められている。生体リズムは、就寝-起床時刻を前後にずらすことで調整することが可能である。光はその作用を強める。普段の運動習慣とは異なる時間帯(早朝や夜間)に開催される試合に合わせて、アスリートの生体リズムやパフォーマンスを調整する手法の検討は、国際競技力向上のために重要である。本研究では、アスリートを対象に、メガネ型光照射機器を用いて次の3点を明らかにする。まず、①早寝早起きと光の組み合わせが、生体リズムをどの程度変化(前進)させるかを検討する。次に、②遅寝遅起きと光の組み合わせが、生体リズムをどの程度変化(後退)させるかを検討する。さらに、③就寝-起床時刻と光を組み合わせて調整した生体リズムが早朝や夜間のパフォーマンス向上に繋がるかを検討する。令和5年度は、研究課題①「早寝早起きと光の組み合わせが、生体リズムをどの程度変化(前進)させるかを検討すること」に関して、8名を対象に、光が24時間の体温位相をどの程度前進させるか実験を実施し、その結果をまとめ、報告した。生体リズムの客観的な評価指標の1つである24時間の連続した体温位相に関して、メガネ型光照射機器が生体リズム(体温)調整に有効であることを明らかにした。さらに、眠気のリズム調整にも有効であることを明らかにした。令和6年度は、令和4、5年度に実施した実験データの解析を進めていくとともに、令和3年度の結果と併せて、メガネ型光照射装置の活用と生体リズム位相の変化との関連を検討する。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

2: おおむね順調に進展している

理由

令和5年度は、研究課題①「早寝早起きと光の組み合わせが、生体リズムをどの程度変化(前進)させるか検討すること」について解析を進めることができた。

今後の研究の推進方策

令和6年度は、令和4、5年度に実施した実験データの解析を進めていくとともに、令和3年度の結果と併せて、メガネ型光照射装置の活用と生体リズム位相の変化との関連を検討する。その結果を研究課題①「早寝早起きと光の組み合わせが、生体リズムをどの程度変化(前進)させるか検討すること」の成果として発表する。また、研究課題②「遅寝遅起きと光の組み合わせが、生体リズムをどの程度変化(後退)させるかを検討すること」、研究課題③「就寝-起床時刻と光を組み合わせて調整した生体リズムが早朝や夜間のパフォーマンス向上に繋がるかを検討する」に関して、研究を進めていく。

報告書

(3件)
  • 2023 実施状況報告書
  • 2022 実施状況報告書
  • 2021 実施状況報告書

URL: 

公開日: 2021-04-28   更新日: 2024-12-25  

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