研究課題/領域番号 |
21K17637
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分59040:栄養学および健康科学関連
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研究機関 | 新潟大学 |
研究代表者 |
北澤 勝 新潟大学, 医歯学総合研究科, 特任准教授 (50874533)
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研究期間 (年度) |
2021-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2023年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2022年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2021年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 食事指導 / 糖尿病治療 / 人工知能 / 食事記録 / 食事療法 / 食事写真記録 / 糖尿病 |
研究開始時の研究の概要 |
糖尿病治療における、食事療法において、情報通信技術の進歩に伴い詳細な記録に基づく個別指導の有用性が期待される。 本研究ではでスマートフォンアプリを用いたリアルタイム個別食事療法の有用性を検討する。食事写真を人工知能にて自動計算するシステムを構築し、正確性を管理栄養士の評価と比較検証する。その後、人工知能/利用者による計算、人工知能/利用者/管理栄養士の共同作業による計算の正確性を検証する。検討結果を基に、写真記録に基づいたリアルタイム個別食事療法の有用性を無作為化比較試験にて検討する。
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研究成果の概要 |
食事写真を人工知能にて自動計算するシステムを構築し自由行動下での食事において秤量法と比較した。 スマートフォンアプリを介さない栄養士による計算(以下栄養士)では150kcal、人工知能による計算(以下AI)、人工知能/利用者による計算(以下AI+自記)、人工知能/利用者/管理栄養士の共同作業による計算(AI+自記+栄養士)の正確性を検証した。エネルギー摂取量(以下EI)はAI+自記、AI+自記+栄養士でそれぞれ1502 kcal/日、1619 kcal/日、1674 kcal/日であり秤量法より少なかった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究課題において、自由行動下でのスマートフォンアプリを用いた食事記録の精度を初めて検討した。人工知能のみの解析精度は現時点では不十分で、利用者自身の情報の追加・修正が加わることで、医療者の負担を増やすことなくその精度が大きく改善することが明らかとなった。今後、食事記録などのPHRスマートフォンアプリの有効性について、科学的な検証が進むことが重要である。
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